中性子線スピーディ育種®とは?
QFFが提供する「中性子線スピーディ育種®」は、中性子線という放射線の一種を使って、植物や微生物の遺伝子に多様な「突然変異」(遺伝情報の変化)を誘発し、新しい特性を持つ品種を開発する技術です。
この技術の大きな特徴は、従来の育種方法に比べて、はるかに多様な変異を短期間で作り出せる点にあります。例えば、植物では最短1年で新しい系統(特性を持つ子孫)を生み出せる可能性があり、これは一般的な育種期間(3~5年以上)を大幅に短縮できます。また、遺伝子組み換え(GMO)とは異なり、外部の遺伝子を導入しない「Non-GMO型」のアプローチであるため、安心して利用できるのもポイントです。

生産現場の課題解決にどう役立つか
この技術は、生産者の皆さんが直面する具体的な課題に対し、以下のような形で貢献できる可能性があります。
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気候変動への適応: 高温、乾燥、塩害、低温といった環境ストレスに強い作物を開発し、安定した収穫を目指します。
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病害抵抗性の向上: 病気に強い品種を開発することで、農薬の使用量を減らし、より安全で環境に優しい農業を実現します。
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収量・品質の向上: 収量やバイオマス(植物の有機物量)を増やしたり、光合成能力や資源利用効率を高めたりすることで、生産性の向上に貢献します。また、食品としての品質や機能性成分(健康に良い成分など)を高めることも可能です。
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新しい特性の探索: これまで見つけにくかった新しい特性を持つ系統や、それに関わる遺伝子を見つけるサポートも行います。
特定の遺伝子を狙う「ゲノム編集」や「分子育種」といった技術が難しい場合でも、中性子線育種は多様な変異を創出することで、新たな解決策を見つける手助けとなります。
共同研究で未来の農業を創る
QFFは、この革新的な技術を活かし、様々な研究機関や企業と協力して、農業の未来を切り開くことを目指しています。
現在、以下のようなテーマでの共同研究パートナーを募集しています。
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環境ストレス(高温、乾燥、塩害、低温など)に強い作物の開発
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病害抵抗性を高め、農薬使用量の低減に貢献する作物の開発
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収量、バイオマス、光合成能力、資源利用効率を高めた作物の開発
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バイオスティミュラント(植物の成長を助ける資材)への応答性や効果の安定性に優れた系統の探索
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食品、医薬、化粧品、素材用途に向けた機能性成分・有用代謝産物の高生産系統の開発
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新規表現型(新しい見た目や機能)の創出と、それに関連する遺伝子・代謝経路の探索
「こんな特性を持つ作物が欲しい」「この病害に強い品種を作りたい」といった具体的なニーズをお持ちの生産者や農業関連事業者の方は、ぜひQFFに相談してみてはいかがでしょうか。
学会出展情報と参加方法
QFFの技術について直接話を聞きたい方は、以下の学会に出展しますので、ぜひ足を運んでみてください。
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名称: 第43回 日本植物バイオテクノロジー学会(鳥取)大会
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会期: 2026年9月4日(金)~6日(日)
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会場: とりぎん文化会館(鳥取県鳥取市尚徳町101-5)、鳥取市民会館(鳥取県鳥取市掛出町12)
- 企業展示会場: とりぎん文化会館
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開催方式: オンサイト(現地)とオンラインのハイブリッド形式
事前参加登録は終了していますが、会期中はとりぎん文化会館で当日参加を受け付けています。当日参加の詳細は、大会公式サイトをご確認ください。オンライン参加は視聴のみで、質疑応答はオンサイト参加者に限られます。
QFF 代表取締役CEO&CTO 菊池伯夫氏のコメント

QFFの菊池伯夫代表取締役CEO&CTOは、「植物バイオテクノロジーの研究成果を実際の品種や製品として社会に届けるためには、多様な遺伝資源を創出し、評価・選抜し、産業界につなげる仕組みが必要です。QFFは、中性子線スピーディ育種®と、研究者・企業の皆様が持つ高度な評価技術や植物科学の知見を組み合わせることで、基礎研究から社会実装までの距離を縮めたいと考えています。本大会を通じて、植物バイオテクノロジーの新たな可能性をともに形にする共同研究パートナーとの出会いを期待しています」と述べています。
まとめ
QFFの「中性子線スピーディ育種®」は、気候変動や病害、生産性向上など、現代農業が抱える様々な課題に対し、新しい品種開発という形で貢献できる画期的な技術です。この技術が、皆さんの生産現場での悩みを解決し、より持続可能で豊かな農業の実現につながることを期待します。共同研究に興味のある方は、ぜひQFFのウェブサイト(https://qff.jp)をご覧いただくか、学会ブースで直接ご相談ください。





