“見えない泡”が農業を変える!UFB技術が植物工場の収量と経営課題を解決する可能性
植物工場を運営する生産者の皆さん、収量を増やしたいけれどコストがかさむという課題に直面していませんか?光やCO₂、養液、そして根の周りの環境(根圏環境)など、様々な要素を改善しようとすると、設備投資や電力消費が増えてしまうのが現状です。
そんな長年の悩みに応えるかもしれない、画期的な技術が注目されています。それは「ウルトラファインバブル(UFB)」を活用した給水ノズル『UFB DUAL®』です。目には見えないほどの小さな泡が溶け込んだ水が、植物の生育に大きな変化をもたらすことが、約半年間の実証試験で明らかになりました。

“見えない泡”ウルトラファインバブル(UFB)とは?
ウルトラファインバブル(UFB)とは、直径が1マイクロメートル(1ミリメートルの1000分の1)未満という、非常に小さな泡のことです。この泡は水中に長時間滞留し、様々な効果を発揮すると言われています。農業分野では、植物の根からの水分や養分の吸収を助け、生育を促進する効果が期待されています。
半年間の実証試験で驚きの結果!サラダレタスが平均60%増量
株式会社ライヴスは、タイの植物工場を運営するDISTAR FRESHの協力のもと、約6か月間にわたる実証試験を実施しました。この試験では、『UFB DUAL®』で処理したRO水(逆浸透膜でろ過された純水に近い水)を使う区画と、通常のRO水を使う区画を比較し、サラダレタス7品種の生育状況を調査しました。
その結果、すべての品種でUFB処理水を使った区画の重量が増加したことが確認されました。増加率は25%から133%に及び、平均でおよそ60%もの増量が見られました。さらに、根の量が増え、太さや長さも向上するなど、根の発達にも良い影響が見られました。

| 品種 | 生育日数 | RO水区 | UFB水区 | 増加率 |
|---|---|---|---|---|
| 水菜 | 30日 | 25g | 35g | +40% |
| ルッコラ | 30日 | 20g | 30g | +50% |
| バターヘッド | 38日 | 40g | 55g | +38% |
| サラノバ | 40日 | 40g | 50g | +25% |
| フリルアイス | 46日 | 30g | 50g | +67% |

また、通常35日間かかる品種が32日間で収穫可能になるなど、生育スピードの向上も確認されており、重量アップと合わせて、より商品価値の高い生産が期待できます。国内のハウス栽培では、森川ファーム(栃木県)でのニラ栽培においても、葉の長さや茎の幅、重量、発育スピードの向上が確認されています。
植物工場の経営課題を解決する新たな一手
植物工場では、収量を増やすために光やCO₂、養液、根への酸素供給などの要素を改善しようとすると、どうしても追加の設備投資や電力消費が増えてしまいます。しかし、『UFB DUAL®』は、給水元にノズルを取り付けるだけで、灌水する水をUFB処理水に変えるというシンプルな方法で導入できます。
これにより、既存の設備に大きな変更を加えることなく、生産能力の向上が期待できます。実際に、導入した植物工場では、同じ生産量をより少ないスペースで確保できるようになり、空いたスペースで新しい野菜品種の栽培に挑戦するなど、商品ラインアップの拡充が可能になったとのことです。生産能力の向上は、新規顧客の獲得にもつながり、事業拡大や商品開発の幅を広げる良い変化をもたらしています。

『UFB DUAL®』の優れた特徴
『UFB DUAL®』は、農業現場での使いやすさを追求した独自の構造を持っています。多くのUFB生成器が水圧を著しく低下させたり、十分なバブル量を生成できなかったりする中で、『UFB DUAL®』は流量の減水率が低く、1ccあたり1,750,000個という高濃度のUFBを生成できるとされています。
また、外気を吸引しない特許構造を採用しているため、水質を変えることなく清潔な水を供給できます。給水管の元栓や液肥循環ラインの先端に設置するだけで、既存のインフラや水圧を変えずにシステム全体をUFB化できるため、大規模な工事は不要です。さらに、定期的なメンテナンスや外部電源、消耗品なども一切不要で、設置後のランニングコストは発生しません。
導入を検討している生産者の方へ
『UFB DUAL®』は、サラダレタスやニラなどでの実証結果が出ていますが、今後も様々な品種でのデータ収集が予定されています。植物工場やハウス栽培を行う農業法人にとって、低コストで生産能力を向上させ、経営を強化するための有効な手段となるでしょう。
本リリースで紹介した7品種すべての詳細データや比較写真、また『UFB DUAL®』に関する詳細情報は、以下のウェブサイトからお問い合わせください。
追加投資を抑えながら収量アップを目指したい生産者の皆さんにとって、この“見えない泡”の技術は、きっと大きな可能性を秘めているはずです。





