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農家が手掛ける「米こバウムクーヘン」が世界と日本でトリプル受賞!農作物の価値を客観的に評価されるヒント

農家が手掛ける「米こバウムクーヘン」が世界と日本でトリプル受賞!農作物の価値を客観的に評価されるヒント

農家が手掛ける「米こバウムクーヘン」が世界と日本でトリプル受賞!農作物の価値を客観的に評価されるヒント

茨城県行方市の小松菜農家が代表を務める「NAMEGATA米こバウムクーヘン」が、国内外の権威ある第三者評価機関で相次いで高い評価を獲得しました。これは、生産者が丹精込めて育てた農作物の価値を、加工品を通じて世界に発信する素晴らしい事例です。

なぜ第三者評価が重要なのか?

私たちは日頃から、自分の畑で採れた作物の美味しさや品質に自信を持っていますよね。でも、その「自信」を客観的に、そして信頼性高く伝えるのは意外と難しいものです。そんな時に役立つのが、第三者評価機関の存在です。

「なめがた米こバウムクーヘン」は、2025年から2026年にかけて、次の3つの評価を獲得しました。

  • Food Professional Award (FPA) 2025:日本の食のプロフェッショナル(管理栄養士や調理師など)が、味、見た目、コンセプト、コストパフォーマンスなどを総合的に評価する品評会で、最高評価の三つ星を受賞しました。

  • 優秀味覚賞 (ITI) 2026:ベルギー・ブリュッセルを拠点に、世界のシェフとソムリエが「味覚」に特化して審査を行う国際機関で、こちらも最高評価の三つ星を獲得しました。

  • モンドセレクション:1961年創設の世界的品質評価機関で、味だけでなく安全性や表示、消費者へのコミュニケーションなど、商品全体の品質を多角的に評価します。今回は2年連続となる「優秀品質金賞」に認定されました。

これらの評価機関は、それぞれ異なる視点で商品を審査します。FPAは日本の食のプロの総合評価、ITIは世界の味覚のプロによる味覚特化評価、モンドセレクションは品質全般の国際評価と、視点が多岐にわたります。こうした異なる評価軸で高い評価を得たことは、まさに「なめがた米こバウムクーヘン」の品質が多角的に認められた証拠と言えるでしょう。

バウムクーヘンと受賞ロゴ

生産者にとって、このような第三者評価は、自分たちの農作物が持つ価値を「見える化」し、消費者への信頼を高める大きなツールになります。特に、海外市場への展開を考える際には、国際的な評価は強力な後ろ盾となるはずです。

一つの商品からブランド全体へ広がる評価

今回の受賞は、代表商品の「なめがた米こバウムクーヘン」だけにとどまりません。モンドセレクションでは、鉾田市産メロンを使用した「メロンバウム」を含む5種アソートギフトも「優秀品質金賞」に認定されました。アソート商品での認定は、セット内の全商品が一定以上の品質基準を満たしている証拠です。

モンドセレクション金賞受賞の個包装ミニバウムクーヘンセット

さらに、2026年度には全9商品を出品し、そのうち7商品が「優秀品質金賞」を、2商品が「ノミニーラベル」に認定されています。これは、特定の人気商品だけでなく、ブランド全体として安定した高い品質を維持していることの証と言えるでしょう。

茨城県産の米粉やメロン、れんこん、小松菜、紫芋、いちご、トマトといった多様な農作物を活用したバウムクーヘンが評価されたことは、様々な農作物の加工品開発を考えている生産者さんにとって、大きなヒントになるのではないでしょうか。

受賞商品は以下のサイトで紹介されています。
https://namegata-komekobaumkuchen.jp/item/

地域への感謝と次なる挑戦

「NAMEGATA米こバウムクーヘン」は、世界で認められた品質を地域にも還元しています。茨城県内4市町(鉾田市、水戸市、大洗町、行方市)の学校給食へ商品を寄贈し、地元の農作物から生まれた商品を地域の子どもたちに味わってもらう機会を作っています。

行方市産の米粉バウムクーヘン贈呈式の様子

また、店舗に隣接する系列店では、鉾田市産メロンやいちごなど、茨城県産農作物をふんだんに使ったかき氷を提供したり、自家栽培の新鮮な野菜を店頭で販売したりと、地域の恵みを身近に感じてもらう取り組みにも力を入れています。

いちご味とメロン味の2種類のカラフルなかき氷

代表の深作氏は、次なる目標として、バウムクーヘンだけでなく、自らが手掛ける焼き芋「紅はるか」でもモンドセレクションへの挑戦を語っています。これは、加工品だけでなく「素材そのもの」の品質や美味しさを世界基準で証明したいという、生産者ならではの強い想いの表れです。

今回の事例は、ただ商品を販売するだけでなく、農作物の価値を最大限に引き出し、加工品として新たな魅力を創造すること、そしてそれを客観的な評価で裏付けることの重要性を示しています。ぜひ、皆さんの農作物の可能性を広げるヒントとして参考にしてみてください。

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