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猛暑に強い新顔野菜から未利用資源活用まで!Oisixが発表する2027年「ベジフルネクストトレンド」が拓く農業の未来

猛暑に強い新顔野菜から未利用資源活用まで!Oisixが発表する2027年「ベジフルネクストトレンド」が拓く農業の未来

2027年注目の野菜・フルーツトレンドをOisixが発表!生産者・就農者の皆さんが知っておきたい5つのキーワード

Oisixの青果バイヤーが厳選!2027年注目の野菜・フルーツは?ベジフル ネクストトレンド

食品のサブスクリプションサービスを展開するOisix(オイシックス)は、8月31日の「野菜の日」に合わせ、2027年に注目される野菜・フルーツのネクストトレンド「ベジフルネクストトレンド」を発表しました。このトレンド予測は、35万人を超える顧客データと全国4,000軒の産地の動向を分析し、青果バイヤーが厳選したものです。これからの農業を考える上で、ぜひ知っておきたい情報が詰まっています。

詳細はこちらの特設サイトをご覧ください。
Oisix ベジフルネクストトレンド2027

2027年を読み解く5つのキーワード

Oisixが発表した2027年のネクストトレンドは、「個人の健康」と「地球環境への即応」が大きな軸となっています。これまでの代替肉のように「加工して別のものに見立てる」のではなく、「素材そのものの価値を最大限に引き出す」方向へと変化しているのが特徴です。

具体的には、「プロテイン」「メンパ」「猛暑進化系唐辛子」「ポータブル」「収活」の5つのキーワードが挙げられています。それぞれのキーワードが、生産者の皆さんの課題解決や新たなチャンスにどうつながるのか、見ていきましょう。

1. お肉より家計に優しい「プロテインベジフル」

ブロッコリー、葉物野菜、アボカド、ドラゴンフルーツといった様々な新鮮でヘルシーな食材

近年、物価高は家計に大きな影響を与えています。そんな中、旬の野菜から賢くタンパク質(プロテイン)を摂取しようという動きが加速しています。特に、2026年4月に指定野菜となったブロッコリーは、可食部100gあたり約10g※という豊富なタンパク質が注目され、筋トレ愛好者だけでなく一般の方にも高タンパク質食品として認知が広がっています。

※文部科学省:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 第2章(データ)、ブロッコリー 花序 焼きの場合
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_00001.html

夏から秋にかけては、枝豆、とうもろこし、モロヘイヤ、そして意外なところでは栗やアボカド、ドラゴンフルーツといったフルーツにも豊富なタンパク質が含まれています。生産者の皆さんにとっては、こうした栄養価の高い野菜やフルーツを栽培し、その「タンパク質が豊富」という価値を消費者に分かりやすく伝えることで、新たな需要を掴むチャンスとなります。品種改良や栽培方法でタンパク質含有量を高める研究も、今後さらに重要になるでしょう。

2. 調理ストレスをとことん減らした「メンパベジ」

新鮮なきゅうり、ミニトマト、おくら

「メンパ」(メンタルパフォーマンス)という言葉をご存じでしょうか?これは費用対効果を意味する「コスパ」に次ぐ消費トレンドとして注目されており、AIやSNSの普及で情報過多な現代において、思考や選択のストレスを減らすことに価値を見出す動きです。野菜においても、調理時のストレスを減らす「メンパ志向」の新品種が果菜を中心に進化しています。

例えば、サンドイッチにぴったりの使い切りサイズのきゅうり、種がないピーマン、極薄皮で子どもも食べやすい「スクイーズ食感」のトマト、板ずりなどの下処理なしで生食できるオクラなどが登場しています。「スターおくら」のように、輪切りにすると星形になり、可愛らしさから人気を集める品種もあります。

生産者の皆さんにとっては、こうした消費者の「手間を省きたい」「楽しく調理したい」というニーズに応える品種の導入が、差別化と販路拡大につながります。捨てるところが少なく生ゴミも減るというメリットは、環境意識の高い消費者にも響くはずです。

3. 次世代の「枝豆」になる日も近い?猛暑で安定的に品種拡大中「進化系唐辛子」

ハラペーニョ

パドロンピーマン

地球温暖化が進む中、猛暑に強く、安定して収穫できる作物は生産者にとって非常に重要です。生鮮唐辛子のジャンルでは、マイルドな辛さの新顔が続々と登場し、野菜としての使い道が広がっています。

特に注目されているのは、ビールのおつまみとして栽培が始まったという岩手県遠野市産の「遠野パドロン」です。ピーマンやししとうに似た見た目ですが、肉厚で油との相性が抜群。素揚げやバーベキューの具材として、原産地のスペインでは枝豆のような定番おつまみとして親しまれています。また、埼玉県産の「ハラペーニョ」も、肉厚で旨味が強く、サルサやピクルス、炒め物などに活用され、毎年リピーターが増加しています。

これらの唐辛子は、耐暑性が高く鳥獣被害にも強いとされるため、酷暑の夏でも安定した収量が確保できる点が大きな魅力です。激辛とは一線を画す「後を引かない辛さ」が食卓に溶け込み、新たな需要を創出しています。生産者の皆さんにとっては、気候変動に適応しつつ、新たな市場を開拓できる有望な作物と言えるでしょう。

4. テクノロジーを駆使して脱ジャンクスナック「ポータブルベジ」

ビーツチップス、チキンと野菜のサラダ、パッションフルーツドリンク

健康志向の高まりを背景に、お菓子感覚で手軽に、しかも栄養を保ったまま野菜やフルーツを楽しめる「ポータブルベジ」が注目されています。特殊なフリーズドライ技術で栄養素を壊さずにサクサクに仕上げた野菜やフルーツのチップス、食塩不使用を謳う商品、さらには低加熱・保存料無添加で手軽に飲めるフルーツジュースなども登場しています。

生産者の皆さんにとっては、規格外品や余剰野菜・フルーツを加工品として展開することで、フードロス削減に貢献しつつ、新たな販路や収益源を確保できる可能性があります。加工技術や商品開発のパートナーを探すことで、このトレンドに乗ることができるでしょう。

5. 体験としての農作業や、観光を通して収穫物を楽しむムーブメント「収活」

畑で人々が収穫や交流を楽しむ野外イベント

「収活」とは、体験としての農作業や、観光を通して収穫物を楽しむ新しいムーブメントです。農林水産省によると、基幹的農業従事者数は2015年の175.7万人から2026年には98.7万人(推定値)へと約70万人も減少しており、人手不足は深刻な課題です。こうした状況に対し、アグリ・グリーンツーリズムや、収穫時期に合わせたスキマバイトの活用が広がっています。

農業労働力に関する統計:農林水産省

また、これまで捨てられていた国内の森林に眠る未利用食資源の活用も進んでいます。例えば、鹿児島に自生する天然の「マーガオ」は、山椒とレモングラスを掛け合わせたような深い香りが特徴の希少なスパイスです。これまで「雑木林」として扱われてきたこの木から新たな価値が生まれることで、林業従事者にとっても新たな収入源となり、森の多様性保全にもつながると期待されています。

山椒の実とトラック

生産者の皆さんにとっては、農業体験ツアーの企画や、スキマバイトを活用した人手不足の解消、さらには地域の未利用資源を発掘・活用することで、地域活性化や新たな収益機会を創出できるチャンスです。観光事業者や自治体との連携も、この「収活」を進める上で重要な鍵となるでしょう。

Oisixが描く食の未来

Oisixロゴと野菜の家

Oisixは「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトに、有機野菜や特別栽培野菜、無添加の加工食品などを提供するEC食品宅配サービスです。現在、会員数は344,556人(2026年6月末時点)に達し、全国で利用されています。また、調理時間を短縮できるミールキット『Kit Oisix』は、シリーズ累計出荷数が2.5億食(2026年2月時点)を突破しています。

今回の「ベジフルネクストトレンド」は、Oisixが長年培ってきた顧客データと産地とのつながりから見えてきた、食の未来の姿を示しています。生産者の皆さんがこれらのトレンドを理解し、日々の農業経営に取り入れることで、持続可能な農業の実現と、消費者により豊かな食を提供することにつながるでしょう。

Oisixは、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」といったブランドを通じて、安全安心な農産物やミールキットの定期宅配サービスを提供しています。食の社会課題解決を目指し、フードロスゼロにも取り組んでおり、畑から食卓までサプライチェーン全体で持続可能な社会を目指しています。

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