# 雑草は「土のカルテ」！ データで確かな土壌診断へ、滋賀・高島で探る土のひみつ

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- カテゴリ: 地域農業
- 公開日: 2026-09-04
- 更新日: 2026-09-04

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## 「雑草」が「土のカルテ」に？新しい土壌診断の視点

日々の農業で、田んぼや畑に生える草を「雑草」として一括りに見ていませんか？実は、それらの草は、その土地の土がどんな状態なのかを教えてくれる大切な「手がかり」になるかもしれません。滋賀県高島市で実施された「土のひみつ調査隊」では、子どもたちがこの新しい視点から、田んぼの土のひみつを探るユニークな体験をしました。

![土のひみつ調査隊](/wp-content/uploads/2026/09/d7c285cc3133dd16fb66426c0932f1c5.webp)

この取り組みは、単なる環境学習にとどまらず、私たち生産者や就農者が日々の土壌管理に活かせるヒントが詰まっています。草の種類や生育状況から土の状態を推測し、さらに簡易な計測機器でデータを裏付けるというプロセスは、経験と勘に加えて、客観的なデータに基づいた土壌診断の可能性を広げます。

## 子どもたちが実践！「土のひみつ調査隊」が教えてくれること

「土のひみつ調査隊」では、まず植物と土の関係について学びました。その後、針江の田んぼで実際に生えている草を観察し、「この土はどんな状態なんだろう？」と子どもたち自身が考え、3つの地点で土を採取しました。そして、採取した土を平和堂今津店に持ち帰り、HORIBAの計測機器を使って土のpH（ピーエイチ：土の酸性・アルカリ性を示す指標）とEC（電気伝導率：土の中にどれだけ肥料分があるかを示す指標）を測定したのです。

![田んぼでの観察・採取の様子](/wp-content/uploads/2026/09/b32b35536ecae1b37b1563f0062a405c.webp)

この活動のポイントは、最初から測定機器で答えを出すのではなく、まず自分の目で草や田んぼを観察することから始める点です。見て、考えて、推定し、それからデータで確かめるという一連の流れは、土壌診断の現場でも非常に有効です。

例えば、子どもたちからは「クローバーは、栄養の少ない土地に生えるって、びっくりした。」といった発見や、「ECが高い土は、めっちゃ臭かったぁ！」という五感を使った気づきがありました。見た目の情報と数値データを結びつけることで、身近な田んぼの風景を、これまでとは異なる視点で見つめ直す一日となったようです。

## 現場で役立つ計測技術：HORIBAのLAQUAtwinシリーズ

「土のひみつ調査隊」で実際に使われたのは、HORIBAのコンパクト水質計「LAQUAtwin」シリーズです。この機器は、土と純水を混ぜた上澄み液をセンサーに滴下するだけで、pHやECといった重要な土壌データを手軽に測定できます。

![pH測定の様子](/wp-content/uploads/2026/09/c94bb8f6fb403560e7f38f0b337f1d1b.webp)

### pH（ピーエイチ）とは？

土の酸性度やアルカリ度を示す指標で、作物の生育に大きく影響します。適切なpH範囲は作物によって異なり、pHを調整することで肥料の吸収効率を高め、収量や品質の向上につながります。

### EC（電気伝導率）とは？

土壌溶液中のイオン濃度、つまり肥料成分の量を示す指標です。ECが高いと肥料が多すぎる可能性があり、逆に低いと栄養不足の可能性があります。適切なEC管理は、肥料の過剰投入を防ぎ、コスト削減にも貢献します。

これらの計測機器は、専門的な知識がなくても比較的簡単に扱えるため、日々の圃場管理に導入しやすいでしょう。自分の目で見た草の様子と、LAQUAtwinで測定した客観的なデータとを組み合わせることで、より精度の高い土壌管理が可能になり、作物の健全な生育をサポートできます。

## 身近な自然から始める土壌管理と今後の展望

「土のひみつ調査隊」は、専門家の知見と計測技術を借りながら、子どもたち自身が身近な環境に目を向け、観察し、データを集める取り組みです。この活動は、一度きりの体験で終わらせず、地域の土や水、生きものを自分たちで調べ、その積み重ねから地域の自然や農業について考えていく活動へとつなげていくことを目指しています。

私たち生産者にとっても、このような「データで確かめる」アプローチは、経験則に頼りがちだった土壌管理に新たな科学的根拠をもたらします。身近な「雑草」から土壌のサインを読み取り、手軽な計測機器でその状態を数値化する。これにより、よりきめ細やかな施肥計画や土壌改良が可能となり、持続可能で効率的な農業経営へと繋がっていくことでしょう。

## イベント実施概要

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**名称**: 土のひみつ調査隊

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**日時**: 2026年8月22日（土）9:30〜12:10

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**場所**: 平和堂今津店、針江地域の圃場（滋賀県高島市）

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**対象**: 小学生

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**内容**: 植物と土についての学習、圃場での植物観察・土壌採取、pH・EC測定、結果共有

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**講師**: 医農科学技術研究所 山谷雅和氏

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**協力**: 平和堂 ／ 株式会社堀場アドバンスドテクノ

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**企画**: DAS LAB

## 使用された計測機器

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HORIBA コンパクトpHメータ「LAQUAtwin pH-11B／pH-22B／pH-33B」

[https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/ph-11b-875/](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/ph-11b-875/)

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HORIBA コンパクト電気伝導率計「LAQUAtwin EC-33B」

[https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/ec-33b-870/](https://www.horiba.com/jpn/water-quality/detail/action/show/Product/ec-33b-870/)

## DAS LABについて

DAS LABは、DAS（Data Art & Science）アプローチを活用し、データを起点に現在を読み解き、Artの創造性を取り入れて未来を構想し、対話を通じて社会での実践につなげる共創活動です。大学・企業・地域など多様な主体と連携しながら、地域の未来を考えるプロジェクトに取り組んでいます。

DAS LAB 公式サイト：

[https://daslab.jp/](https://daslab.jp/)
