鹿児島県鹿児島市のLINK SPIRITS株式会社(代表取締役:冨永咲)は、農家・焼酎蔵・木樽蒸留器職人をつなぐプレミアム焼酎シリーズの第二弾「音環 OTOWA No.02」を、10月21日(水)より発売します。原料には、鹿児島県日置市の春成農園が育てた鹿児島県産シルクスイートを使っています。醸造は小正醸造「師魂蔵」が手がけました。この焼酎は、国際酒類コンクール「International Spirits Challenge(ISC)2026」でシルバーメダルを受賞しています。

畑から蒸留器まで、つくり手の垣根を「越える」シリーズ
一本の焼酎ができあがるまでには、原料を育てる農家、仕込みや蒸留を担う蔵人、蒸留器をつくる職人など、多くの人の仕事が重なっています。「音環-OTOWA」は、LINK SPIRITSがその間をつなぐ役割を担い、つくり手の垣根を「越える」ことをコンセプトに企画する本格焼酎シリーズです。木樽蒸留を共通の軸に、蔵ごとの個性を引き出し、そのときにしか造れない焼酎を届けることを掲げています。
第一弾の「No.01」は、若潮酒造「千刻蔵」とともに製造されました。第二弾では、舞台が小正醸造「師魂蔵」に移っています。蔵や原料が変わることで生まれる味わいの違いを楽しんでもらい、その豊かさを焼酎文化を支える技や人への関心につなげていくことをめざしています。なお、「No.01」はInternational Wine and Spirit Competition(IWSC)2025で、「No.02」はISC 2026で、それぞれシルバーメダルを受賞しました。

苗植えから仕込みまで立ち会った春成農園
原料のシルクスイートを栽培したのは、鹿児島県日置市の春成農園です。今回のプロジェクトでは、苗植えから収穫、さらに蔵での仕込みまで、造り手たちがともに立ち会い、関わりました。
春成農園代表の春成友貴氏は、苗を植えるところから芋の収穫、木樽蒸留器での仕込みまで、すべてを自分たちの手で行ったと語っています。みんなで我が子のように愛情を注いで育てたシルクスイートが、日本で唯一の木樽職人の蒸留器で極上の焼酎へと姿を変えた瞬間の感動は忘れられないとのことです。そのうえで、「美味しい焼酎を届けたい」という想いがひとつになって生まれた味わいを、五感を使って楽しんでほしいとコメントしています。

師魂蔵の手造り仕込みと木樽蒸留器
麹蓋とかめ壺で醸す伝統の製法
同じく日置市にある小正醸造「師魂蔵」は、「薩摩に伝わる伝統的な焼酎造りを後世に」という想いから、手造りによる焼酎造りを行っています。麹は麹室で麹蓋を使ってつくり、一次・二次仕込みはどちらもかめ壺で行います。気温や湿度、麹やもろみの変化を五感で感じ取りながら、原料の個性を引き出しています。麹蓋による麹造り、かめ壺仕込み、木樽蒸留器での蒸留を経て、華やかな香りとやわらかな甘み、上品な余韻を引き出しました。
小正醸造の杜氏・大牟田和宏氏は、米やサツマイモの原料特性を伝統技術で醸すうえで欠かせないものの一つが「木樽蒸留器」だと説明しています。木を組み合わせてつくられているため、わずかな隙間から発酵ガスや余分なアルコール、雑味が少しずつ抜けます。やわらかな蒸気でゆっくりと蒸留することで、ふくよかでやさしい味わいの原酒が得られるといいます。大牟田氏個人のおすすめの飲み方は、ロックとお湯割りです。
製作者はただ一人、津留安郎氏
シリーズで使う木樽蒸留器を手がけるのは、職人の津留安郎氏です。樹齢80年以上の杉を使い、釘を一切使わず、竹の帯で板を締めて組み上げます。この製作を担う職人は津留氏ただ一人です。木樽蒸留器は鹿児島の十数蔵にしかない貴重な蒸留器です。「音環」は、焼酎の味わいとともにその背景にいるつくり手にも光を当て、職人の技を知り、その価値を未来へつなぐきっかけをつくります。

度数は1度刻みで酒質を比べて27度に
鹿児島では焼酎の度数は25度が一般的です。今回は1年半のかめ貯蔵による熟成を経たあと、杜氏の大牟田氏が原酒を1度刻みで酒質を比べ、1番良かった27度に決定しました。商品の概要は次のとおりです。
- 商品名:KAGOSHIMA PREMIUM木樽SHOCHU「音環-OTOWA No.02」
- 品目:本格焼酎
- 内容量:720ml
- アルコール分:27%
- 原材料名:さつまいも(シルクスイート/鹿児島県産)、米麹(鹿児島県産米)
- 麹の種類:白麹
- 蒸留方法:常圧蒸留
- 蒸留年:2024年11月
- 製造所:小正醸造株式会社
- 販売価格:8,800円(税込)
取り扱いを希望する酒販店、小売店、飲食店は、メール(info@link-spirits.jp)で問い合わせを受け付けています。LINK SPIRITSは、ミス薩摩焼酎2代目である冨永咲氏が率いる鹿児島拠点のチームで、2022年6月に設立されました。商品開発から販売までを手がけ、焼酎の新しい市場創出と価値向上に取り組んでいます。2023年4月24日には、若潮酒造と共同開発した初の自社ブランド「NANAIRO-七色-」を発売しました。農家や焼酎蔵のストーリーに光を当てて飲み手に届けることで、焼酎の知られざる魅力を世界に発信しています。





