長野県の情報発信拠点「銀座NAGANO」(東京都中央区銀座)で、今秋収穫された松茸の期間限定販売が行われています。届けているのは、県内有数の松茸産地である南信州の喬木村(たかぎむら)です。不作だった昨年とは対照的に、2026年は豊作となりました。
天然ものが中心、年によって収穫が大きく変わる松茸
長野県は豊かな山林に恵まれ、県内各地に松茸の産地があります。林野庁の統計では、長野県の松茸生産量は全国1位です。県内で最大の産地は南信州地域です。
松茸には、実用的な人工栽培技術がいまも確立されていません。そのため天然ものが中心で、地温や降水量などの気象条件によって発生状況が左右されます。収穫量は年ごとに大きく変動します。
2025年は、銀座NAGANOでも10月中に複数回の入荷を予定していました。しかし収穫状況が思わしくなく、販売中止が相次ぎました。2026年は、9月に適度な雨が続いたことなどから県内各地で生育が順調に進み、豊作となっています。
県全体の4割以上を占める南信州産
喬木村を含む南信州地域は、長野県内でも特に松茸の生産が盛んです。2024年度の生産量は長野県全体で37.1トン、このうち南信州産は16.1トンで、県全体の4割以上を占めています。
南信州産の松茸は、色の白さ、香りの良さ、形の美しさ、しっかりとした歯ごたえが特徴です。喬木村の生産者でつくる「喬木村松茸振興会」が、地元で採れた松茸を選別し、品質を確かめてから出荷しています。
地元中心の出荷から、東京への新たな販路へ
喬木村松茸振興会の出荷先は、これまで地域の直売所や道の駅、飯伊森林組合などが中心でした。南信州産松茸の知名度向上につなげるため新たな販路を開拓し、2025年から銀座NAGANOなど東京都内への出荷を始めました。
初年度の昨年は不作に見舞われましたが、首都圏の客から好評を得たことを受け、今年も銀座NAGANOでの販売を続けることになりました。
香りと歯ごたえを家庭の食卓で
松茸の楽しみは、なによりもその香りです。炊きたてのご飯と合わせる松茸ご飯、シンプルに焼いて香りと食感を味わう焼き松茸、出汁とともに香りを閉じ込める土瓶蒸しやお吸い物。素材そのものに存在感があるため、シンプルな料理でも秋らしい一皿になります。
今年は喬木村松茸振興会が、若い世代にも松茸を楽しんでもらおうと松茸料理を紹介するチラシを用意しました。銀座NAGANOでの販売時にも配布し、家庭での楽しみ方を提案しています。
販売の概要
- 商品名:松茸
- 生産者:喬木村松茸振興会
- 時期:10月中は毎週金曜日に入荷予定
- 価格:1パック 税込11,750円〜(サイズや形によって「上」「中」「ひらき」の3種類)
松茸は天然物のため、天候・生育・収穫状況により、入荷日や販売量、価格などが変更となる場合があります。数量限定で、なくなり次第終了です。最新の入荷・在庫状況は銀座NAGANO店頭などで確認できます。
なお、銀座NAGANOは2026年10月に開設12周年を迎え、10月24日(土)・25日(日)の2日間、「銀座NAGANO感謝祭」を開催します。長野県の特産品販売や試食企画、ワークショップ、トークショーなどが予定されており、詳細は銀座NAGANO公式サイトなどで案内されます。銀座NAGANOは首都圏と長野県をつなぐ情報発信拠点で、ショップ、イベントスペース、観光案内・移住相談の機能を備えています。所在地は東京都中央区銀座5丁目6-5 NOCOビル 1・2・5F、電話は03-6274-6015(代表)、営業時間は10:30~19:00(1・2F)/10:00~18:00(5F)です。
出典:長野県





