# 10年間の実証から「普及」へ、北海道の放牧酪農が次のステージ北海道・天塩町で、ニュージーランドの新専門家を迎えた放牧酪農勉強会を開催

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- カテゴリ: food tech
- 公開日: 2026-10-26
- 更新日: 2026-10-26

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ニュージーランド乳業最大手フォンテラの日本法人であるフォンテラジャパン株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：國本竜生）は、2026年9月13日、北海道天塩町の高原牧場にて「放牧酪農勉強会」を開催しました。

本勉強会は、ニュージーランド政府、ファームエイジ株式会社およびフォンテラジャパン株式会社が主体となり、北海道庁およびホクレン農業協同組合連合会の協力のもと推進する「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」の一環として実施されたものです。当日は、酪農家、新規就農希望者、JA関係者、北海道庁職員ら計30名が参加しました。

飼料価格の上昇や担い手不足など、日本の酪農を取り巻く経営環境は厳しさを増す中、「ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト」は、2014年の発足以来、ニュージーランドの放牧酪農の知見を北海道の環境に合わせて取り入れ、日本の酪農の収益性と持続可能性の向上に取り組んできました。

### 所得約3倍、労働時間約3割減。高原牧場で経営改善のポイントを学ぶ

今回の会場となった高原牧場は、2014年の本プロジェクト開始当初に調査対象農場として参加し、ニュージーランドの知見を取り入れながら放牧酪農を実践。その結果、年間労働時間を約3割削減する一方、所得を約3倍に向上させるなど、経営と働き方の両面で成果を上げています。

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-a3be8716d9128a5b7c4db3368627225b-1620x1080.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)▲ニュージーランドから来日したブルース・ソロルド氏（左）と高原牧場の高原弘雄氏（右）

当日は、高原氏から、本プロジェクトへの参加をきっかけに経営改善の取り組みや成果につながった要因を紹介。その後、参加者が実際に牧場を歩き、草、土、牛の状態を見ながら、放牧地の活用や収益性向上について学びました。

また、本プロジェクトの新たな放牧酪農コンサルタントとして来日した、自身も酪農家であるブルース・ソロルド氏も、ニュージーランドの事例を交えながら意見を交わしました。

### 乳価が下がってからでは遅い。将来に備え「強い酪農経営」をつくる

公開ディスカッションでは、現役酪農家から「将来、乳価が下がった場合でも放牧酪農で生き残れるのか」と質問があり、収益性の高い酪農経営のあり方について議論が交わされました。

高原氏は、高価な購入飼料をできる限り抑え、放牧を中心とした経営を行うことが重要との考えを示しました。ソロルド氏は、乳価変動の大きいニュージーランドの経験を踏まえ、「乳価が下がってから対応するのではなく、今から将来の変化を見据え、放牧システムを含めた経営管理に取り組むことが重要。失敗を恐れず、うまくいかなかったことがあれば見直しと改善を重ねることが、変化に強い酪農経営につながる」と話しました。

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-d855ec2721ac0c35ad5cf7536b7bbad6-1620x1080.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)▲高原牧場でライジングプレートメーターを使って草量を測るなど、フィールドワークに参加する参加者

### 新規就農を目指す夫婦も参加。「成功だけでなく、失敗も学びたい」

今回の勉強会には、現役酪農家に加え、2年後の新規就農を目指す池田さん夫妻も参加しました。夫の池田さんは、今回のように放牧酪農を学べる機会について、「定期的に放牧酪農について学べるのは良い機会。就農時にどこまで投資をして、目指す経営にどう近づけていくのか、まだ具体的にイメージできていないので、今後アドバイスをいただきたい」と話しました。妻の樹亜さんも、「成功事例だけでなく失敗した経験も聞きたい。実践農家からリアルな話を聞ける場はありがたい」と、継続的に学べる機会への期待を語りました。

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-4d77751652495f38e8d6b1f5e91439cc-1620x1080.jpg?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)▲左からブルース・ソロルド氏（左）、高原弘雄氏（右）、新規就農予定の池田さんご夫妻

## **高原牧場が新たな実践の場を開設へ。放牧酪農と人材育成を次のステージへ**

今回の勉強会では、本プロジェクトが「実証」から「普及」のフェーズへ移行する中で、今後の具体的な取り組みについても共有されました。高原氏は、2027年に新たにもう1か所の牧場を経営し、放牧地を効率的に活用して収益を生み出す経営を実践的に学べる場にするとともに、次世代の酪農を担う人材の育成にも取り組む予定を明らかにしました。またソロルド氏は、放牧管理を支える技術・装置の導入が進むことで、今後日本でも放牧酪農の可能性はさらに広がるとの見方を示しました。本プロジェクトでは今後も、今回のような放牧酪農勉強会を通じて酪農家同士が学び合う機会を創出するとともに、次世代の担い手育成を通じて、北海道における放牧酪農のさらなる普及を目指します。

＜当日の実施概要＞　

日時：2026年9月13日（日）11:00～13:00

会場：高原牧場（北海道天塩郡天塩町サラキシ305-3）稚内空港から1時間20分 車で70㎞

搾乳頭数 約42頭／放牧地25ha

当日のプログラム：

1 オープニング・趣旨説明

2. フィールドツアー

3. 公開ディスカッション

4. NZコンサルタントによる総括・提言

5. Q&A（メディア含む）

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-3fa96a8bfc2d527ee76148c6ff43f762-176x221.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)

【プロジェクトメインコンサルタント　ブルース・ソロルド氏プロフィール】

動物遺伝学、酪農経営システム、水質保全など、幅広い分野に知見を持つ研究者。25年間にわたり、ニュージーランドの酪農生産者全体を支える組織であるDairyNZに勤務し、2025年8月に退職するまで、同組織の理事会およびCEOに対するチーフ・サイエンス・アドバイザーを務めた。自身も酪農家であり、ワイカト地域にある酪農牧場を共同所有。放牧・季節分娩で330頭の乳牛を飼育。

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-e455ba6f49f72f47132e3bda8d0914d2-257x321.jpg?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)

【北海道天塩町　放牧酪農家　高原弘雄氏プロフィール】

北海道天塩町にて、弟と妹ともに高原牧場の経営に従事。自動車メーカー勤務を経て、2007年に代々経営する高原牧場にUターン就農。2014年よりニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト実施農場となり、効率的な放牧酪農を開始。2018年には第70回日本酪農研究会 最優秀賞（黒澤賞）を受賞。

 【ニュージーランド・北海道酪農協力プロジェクト】

日本の酪農の収益性と持続可能性に貢献することを目標に、ニュージーランドの放牧酪農のノウハウを活かし北海道内での放牧酪農の可能性を調査するプロジェクト。2014年にスタートしたこのプロジェクトは、ニュージーランド政府、ファームエイジ株式会社、フォンテラジャパン株式会社の３者の共同プロジェクトで、北海道庁およびホクレン農業協同組合連合会の協力のもとで行われている。

![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/15786/20/15786-20-eedfb80fa8f2186aa5fc09ae26ba31c3-297x231.png?width=1950&height=1350&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)

**【フォンテラとは】**

フォンテラはニュージーランドを本拠地とする約数千戸の酪農家による協同組合です。世界各国に約20,000名の従業員を擁し、ニュージーランド国内における集乳シェアは約80%にのぼります。世界100以上の国々にチーズ・バター・粉乳・乳たんぱくなど幅広い乳製品を輸出する、世界最大規模の乳製品輸出企業です。フォンテラジャパン株式会社はフォンテラの日本法人で、年間約12万トンの乳製品を取り扱っています。

フォンテラジャパン株式会社

設立：         1982年4月

代表者：      代表取締役社長　國本竜生

所在地：      〒108-0075　東京都港区港南2-16-2 太陽生命品川ビル

取扱製品：ナチュラルチーズ、バター、脱脂粉乳、カゼイン、カゼイネート、ホエイたんぱく、調製食用脂、粉乳調製品、乳糖、その他乳製品
