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富士市の古民家カフェ発「notice coffee」、幻のカンボジアコーヒーを焼く1kg焙煎機の導入を目指し11月10日からクラファン

富士市の古民家カフェ発「notice coffee」、幻のカンボジアコーヒーを焼く1kg焙煎機の導入を目指し11月10日からクラファン

静岡県富士市に本社を置く株式会社ドットプラン(代表取締役:田中 彰)は、コーヒーブランド「notice coffee」を運営しています。同ブランドは、2026年11月10日(火)から12月10日(木)まで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクトを公開します。目指すのは焙煎機の入れ替えです。現在の焙煎機は一度に250gしか焼けませんが、これを一度に1kg焼ける焙煎機に切り替える計画です。

notice coffeeは、内戦で一度途絶えかけたカンボジアのコーヒーを、農園から直接仕入れています。豆は富士市の古民家カフェ「1518」にある焙煎所で焼き上げ、売上の5%をカンボジアの子どもたちに届ける文房具にあてています。焼ける量が増えれば、農園から買う豆が増えます。そうなれば、子どもたちに届ける文房具も増えていく、という考え方です。

静岡県富士市にあるカフェ1518(イチゴイチエ)
静岡県富士市にあるカフェ1518(イチゴイチエ)

「売れないから、やめたんだ」から始まった産地とのつながり

notice coffeeを運営する遠藤文美さんは、かつてカンボジアで日本語ガイドとして働いていました。そのころ、カンボジア人のガイド仲間から「実家でコーヒーを作っていたけれど、売れないから、やめたんだ」と聞かされます。それから18年後、遠藤さんは富士市の古民家カフェで、バックパッカー時代に巡ったアジアの国々のコーヒーを提供していました。毎日一杯を淹れるなかでその言葉を思い出し、カンボジアのコーヒー産地であるモンドルキリ州へ足を運びます。

モンドルキリ州は、アンコール遺跡のあるシェムリアップから車で10時間の場所にあります。遠藤さんはこの地の農園でティーさんと出会い、カンボジアのコーヒーづくりが内戦の時代に一度途絶えかけたことを知りました。作っても買う人がいなければ、コーヒーづくりは続けられません。そこで遠藤さんは、「支援」ではなく「買う」ことで農園を支えると決めます。現在はティーさんの農園から豆を直接仕入れ、日本で焙煎して届けています。

notice coffeeはカフェの一角
notice coffeeはカフェの一角

コーヒーの売上と法人の利用を文房具に変える仕組み

カンボジアでは多くの子どもが小学校に通えるようになっており、公立学校の学費はかかりません。それでも、家庭の事情で学校に通えない子や、文房具を買えない子がいます。notice coffeeは、次の2つの仕組みで子どもたちに文房具を届けています。

  • 一杯のコーヒーから:コーヒーの売上の5%で文房具を届ける
  • 会社の名前で:法人向けの「notice coffee CSR課」。会社でコーヒーを飲んでもらうと、1年ごとにその会社の名前で、子どもたち100人に文房具を届ける

文房具は、現地のパートナーと教育局が選んだ学校を訪ね、子どもたちに直接手渡しています。これまでに、カンボジア国内の5つの学校で約700人の子どもたちに届けてきました。また、コーヒーを飲む人を「お客さま」ではなく、一緒にプロジェクトを進める仲間「crew」と呼んでいます。毎月の定期便で会報「notice letter」とポッドキャスト「notice radio」を届ける「notice crew」と、会社でコーヒーを飲み、その会社の名前で文房具を届ける「crew company」があります。何より大切にしているのは、透明性とcrewとの信頼です。会報では活動と現地の様子を、ポッドキャストではcrewからの質問への答えを毎月発信しています。

今の焙煎機は250gしか焼けません
今の焙煎機は250gしか焼けません

プロジェクトの中身と資金の使い道

  • プロジェクト名:一杯で子どもたちに文房具を。カンボジアの幻のコーヒーを焼く焙煎機を新しくしたい!
  • 期間:2026年11月10日(火)スタート、12月10日(木)23:59終了
  • 目標金額:1,000,000円(All-in方式)

集まった資金の使い道は次のとおりです。目標を超える分は、自己資金でまかないます。また、焙煎機の費用の半分には、小規模企業経営力向上事業費補助金を活用します。導入するのは、株式会社煎りたてハマ珈琲の1kg焙煎機「HCR-1000」です。

  • 新しい焙煎機の導入(自己負担分):約50万円
  • ガス・換気扇の設置工事:約20万円
  • リターンの制作・送料:約20万円
  • CAMPFIRE手数料:約18.7万円
  • 広報費:約5万円

リターンと今後のスケジュール

リターンは3,000円から300,000円まで、全17コースが用意されています。主なコースは以下のとおりです。どのコースにも、遠藤さんとカンボジアのパートナー・オルさんからのお礼状が同封されます。

  • 3,000円「はじめの一杯」:カンボジアのコーヒーのドリップバッグ
  • 5,000円「カンボジアのおすそわけ」:シェムリアップのカフェ「Fresh Fruit Factory」がつくる生胡椒の塩漬け「情熱ペッパー」と、カンボジアの布「クロマー」(数量限定)
  • 10,000円「けんちゃんのお米便」:文房具配布を手伝う元ガイド仲間が、京都府京丹後市で育てたお米
  • 50,000円〜100,000円「法人向けコース」:御社のロゴ入りドリップバッグ(100個・250個)や、SDGsファシリテーターでもある遠藤さんがワークショップに伺うコース(いずれも限定)
  • 100,000円「出張notice coffee」(限定3口):イベントや職場に伺い、コーヒーをふるまいながらカンボジアの話を届ける
  • 300,000円「文房具を届ける旅」(限定1口):遠藤さんがカンボジアの学校に同行。現地パートナーの協賛で遺跡観光も

今後のスケジュールは次のとおりです。2026年11月10日(火)にクラウドファンディングを開始し、11月15日〜20日には遠藤さんがカンボジアを訪れて、現地の様子をSNSと活動報告で発信します。2026年12月に焙煎機を購入・設置し、2027年2月にはコーヒーなど物のリターンを発送する予定です。ネクストゴールとして、2027年4月に現地パートナーのオルさんをカンボジアから招き、サンクスパーティーを開くことを掲げています。Chief Brand Officerの遠藤さんは、「社会貢献のハードルを、一杯のコーヒーの高さまで下げたい」と話しています。そのうえで、一度に1kg焼ける新しい焙煎機を、そのための大切な相棒だと位置づけています。

出典:株式会社ドットプラン

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