# 適正な需給バランスを保つため市場以外へ出荷された北海道のにんじん約20トン、こども食堂などへ

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- カテゴリ: 流通・直売
- 公開日: 2026-10-29
- 更新日: 2026-10-29

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## 需給調整で市場以外へ回ったにんじんを、こどもたちの食卓へ

ネッスー株式会社（本社：東京都世田谷区、代表取締役：木戸 優起）は、JAおとふけ（音更町農業協同組合）およびホクレン農業協同組合連合会と連携しました。北海道音更町産のにんじん約20トンを、北海道・愛知県・大阪府のこども食堂などこどもの居場所へ届けました。お届けの時期は2026年9月から10月にかけてです。ネッスーは「すべてのこどもたちが、公平に、未来へ挑める社会」の実現を掲げています。

今年の夏、北海道の主産地ではにんじんの作柄が良好でした。その一方で、消費地では暑さのなかでにんじんの消費が落ち込み、需給バランスが崩れるおそれがありました。そこで、おいしいにんじんを無駄なく届け、農家が安心して栽培を続けられるように、国や産地全体で出荷の調整が行われました。その調整のなかで、一部を市場以外へ仕向ける必要がありました。

ホクレンは、加工用原料への用途転用を主軸に対策を進めてきました。その出荷先の1つとして実現したのが、こども食堂などへのお届けです。今回のにんじんは、市場以外へ出荷されたものの一部にあたります。北海道フードバンクネットワーク、フードバンク愛知、こどもの居場所サポートおおさかの3団体を通じてこどもたちの食卓へつなぎ、にんじんの需給バランスとこどもの食支援の両立を図りました。

- 提供元：JAおとふけ（北海道河東郡音更町）
- 品目・数量：音更町産にんじん 約20トン
- 連携：ホクレン農業協同組合連合会、ネッスー株式会社
- 寄贈先地域・連携団体：北海道フードバンクネットワーク（北海道）／フードバンク愛知（愛知県）／こどもの居場所サポートおおさか（大阪府）
- お届け先：こども食堂などこどもの居場所
- お届け時期：2026年9月〜10月

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## 農産物の廃棄を最大限回避すべきと考えた産地と系統組織

ホクレン農業協同組合連合会 種苗園芸部 野菜果実花き課 課長の成瀬正茂氏は、需給バランスが崩れると聞けば圃場廃棄を思い浮かべる人も多く、実際に産地や品目によってはやむを得ず圃場廃棄を選ぶ場合もあると説明します。そのうえで、生産者の生産意欲や翌年以降の営農への影響も踏まえ、北海道の系統組織としては生産者が丹精込めて育てた農産物の廃棄は最大限回避しなければならないと考えたといいます。収穫したにんじんが市場で売り切れない事態を避けるため、一部原料を加工向けに仕向けるなどの用途転用を進めていました。その過程でネッスーの取り組みを知り、こどもたちに北海道の旬のおいしい野菜を直接届けられる大変有意義な取り組みだと考えたそうです。そこで、かねてより取り組みに理解を示していたJAおとふけと連携し、寄贈に至りました。成瀬氏は、この取り組みをきっかけに、こどもたちのなかで一人でも多くの北海道野菜のファンができれば幸いだとしています。

JAおとふけ 販売部青果課 課長の山本倫之氏によると、今年のJAおとふけの作柄は決して豊作と言えるものではありませんでした。それにもかかわらず、全道的な豊作に伴って需給バランスが崩れるという厳しい現実に直面したといいます。それでも同JAは、この逆境をむしろ「普段の流通とは異なる形で、こどもたちに届けるまたとないチャンス」と捉えました。農家が丹精込めて育てたにんじんを無駄にせず、未来を担うこどもたちの健やかな成長のために届けたいという考えから、取り組みを実施しています。山本氏は、生産者の情熱が詰まった野菜を味わうことで食の大切さを学び、つくり手の想いも感じてほしいと話します。あわせて、旬の野菜を囲むこどもたちの笑顔と、地域社会の絆を深める一歩になることを期待しているとしています。

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## 約20トンを3地域へ分けて届けたマッチングの仕組み

約20トンのにんじんを1か所で受け入れるのは難しいため、ネッスーが北海道・愛知・大阪の3地域のフードバンクなどと、受け入れ可能な量や時期を調整しました。にんじんは各団体から地域のこども食堂などへ分配されています。各者の役割は次のとおりです。

- JAおとふけ：音更町産にんじん約20トンの提供
- ホクレン農業協同組合連合会：ネッスーと連携した寄贈全体の調整
- ネッスー株式会社：受け入れ先（フードバンク3団体）とのマッチング、受け入れる量・時期の調整
- フードバンク3団体：地域のこども食堂などへの分配

このマッチングの土台になっているのが、ネッスーが「こどもふるさと便」で積み重ねてきた分配の経験です。同社はこの仕組みを通じて、日頃から各地の特産品をこども食堂などへ届けています。2026年夏には、JAおとふけからカレーセットを全国のこども食堂へ寄贈してもらいました。保存のしやすさや量といった食品ごとの特性に応じて、受け入れ先や分配の方法を調整できることを、ネッスーは自社の強みの1つとしています。

### ふるさと納税を活用する「こどもふるさと便」

「こどもふるさと便」は、ふるさと納税を活用して、地域の特産品や体験を「応援品」として届ける仕組みです。届け先は、こども食堂やひとり親家庭、難病と向き合うこどもたちです。寄付者は通常のふるさと納税と同様に返礼品を受け取りながら、負担なくこども支援にも参加できます。同社はこれを「うれしい！が2倍」のあたらしいふるさと納税のかたちとしています。さらに、寄付者自身が「応援品」の贈り先を地域・団体から選べます。「誰に、どんな応援を届けたいか」という想いを込めた、“使いみち共感型”の寄付が可能です。

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## 受け取ったこども食堂などから届いた声

にんじんを受け取ったこども食堂などからは、次のような声が寄せられています。「にんじんらしい味がしっかりして、とてもおいしかった」「物価高騰が続くなか、栄養たっぷりの野菜をいただけるのはありがたい」「とても甘みがあり、おいしかったです！こどもたちは、完食していました！」。ネッスーは2022年6月10日に設立されました。「こどもふるさと便」を含む地域創生事業のほかに、未利用食品を必要な世帯や団体の支援へつなげる「食と子育て支援事業」、廃棄資源を資材として循環活用する「サーキュラーデザインラボ」などの事業を展開しています。

出典：[ネッスー株式会社](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000113664.html)
