震災で深刻な状況にあるい草産地
2026年7月28日に発生した令和8年熊本地震では、熊本県宇城市と氷川町で震度7を観測しました。これらの地域は、国内のい草生産を実質的に担う重要な産地です。
現在のい草産地では、農業用水路の破損により、来年用の苗に水が供給できないという深刻な問題に直面しています。い草は夏から秋にかけて育った苗を11月下旬に田んぼに植え付け、翌年6月に収穫するのが一般的な流れです。もし今年11月に植え付けができなければ、来年6月の収穫が不可能となり、畳表(たたみおもて:畳の表面に使われるゴザの部分)の供給量に大きな影響が出ることが予想されます。
さらに、熊本県のい草農家は過去10年間で約6割も減少しており(農林水産省調べ)、産地の縮小が続いています。今回の地震は、前年の令和7年8月豪雨に続く被災であり、生産者の方々にとっては非常に厳しい状況です。
「募金」から「継続的な注文」へ、新しい支援の形
合同会社マイスターサポートの代表社員である島田光章氏は、昨年の豪雨災害時にも募金活動を主導し、70万円を産地へ贈呈しました。しかし、今回のチャリティーセミナーでは、支援の形を一歩進めています。

設備が壊れても、復旧後に注文が入る見通しがなければ、農家は新しい設備への投資や大規模な工事に踏み切ることができません。そこで、このセミナーでは、畳店が「高品質な国産畳表を売り、利益を残すための手法」を学ぶことで、来年以降も産地へ安定した注文が続く状態を作ることを目指します。一度きりの寄付だけでなく、継続的なビジネスを通じて産地を支える、実用的な支援策と言えるでしょう。
セミナーで学べること
このチャリティーセミナーは、畳店の経営者が国産畳表の販売を強化し、事業をより安定させるための実践的な内容となっています。
プログラム
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第1部 13:00〜14:00 八巻太一氏「畳屋だからできる、防虫紙と防虫施工の売り方」
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第2部 14:15〜17:00 島田光章氏「広告費0円で、単価を倍にする」
デジタル技術を活用した情報発信など、畳店の事業構造を、高品質な国産畳表が売れて利益の残るビジネスモデルへ転換するための具体的なノウハウが提供されます。
登壇者紹介
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島田光章(しまだ みつあき)氏
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合同会社マイスターサポート 代表社員。
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戦前から続く畳店の4代目として、国産の高品質な畳への事業転換で実家を立て直した経験を持つ。
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小規模事業者の情報発信を軸とした業務改革を専門とし、畳店への経営指導も手がけています。

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八巻太一(やまき たいち)氏
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有限会社八巻畳工業 代表取締役。
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東京都北区で110余年続く畳店の4代目で、一級畳製作技能士。
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熊本県八代市のい草の刈り取り・植え付けに12回連続で参加するなど、産地とのつながりが深く、その現状を他の畳店へ発信しています。

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参加方法と支援の仕組み
このチャリティーセミナーは、畳店の経営者を対象としています。受講料は全額が、被災したい草農家を支援するためJAやつしろい業センターへ寄付されます。会場費などの経費は主催者が負担するため、受講料は減らさずに届けられます。
開催概要
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名称: 令和8年熊本地震チャリティーオープンセミナー
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日時: 2026年8月7日(金)13:00〜17:00
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会場: ワイム貸会議室 高田馬場 Room4C(東京都新宿区高田馬場1丁目29-9 TDビル4F)
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対象: 畳店の経営者
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定員: 15名(2026年8月2日時点で残り5席。会場分は通し参加のみ受付)
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受講料: 20,000円(第1部のみ・第2部のみは各10,000円)
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後日視聴: 音声とスライドを8月中に配信(視聴期間1週間)。受講料は会場と同額。8月6日(木)24時まで受付。
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寄付先: JAやつしろい業センター(熊本県八代市千丁町新牟田318)
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主催: 合同会社マイスターサポート
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共催: 有限会社八巻畳工業
このセミナーへの参加は、被災地のい草農家への直接的な支援となるだけでなく、畳店自身の事業成長にも繋がる貴重な機会です。詳細は以下の案内ページで確認できます。
い草産地の復興と、国産畳表の価値を再認識するこの取り組みに、ぜひご注目ください。





