地域農業

国産ごまの未来を拓く!九鬼産業が三重で育む金ごまプロジェクトと新商品「すりごま」

国産ごまの未来を拓く!九鬼産業が三重で育む金ごまプロジェクトと新商品「すりごま」

国内自給率0.01%以下!希少な国産ごまを育む挑戦

日本におけるごまの自給率は、わずか0.01%以下という非常に厳しい現状にあります。そんな中、創業明治十九年の胡麻の老舗「九鬼産業株式会社」が、地元三重県で国産金ごまの栽培に力を入れています。そして、この取り組みから生まれた新商品『九鬼 産地限定三重の金ごま すりごま』(25g)が、2026年8月17日より全国で発売されます。

三重の金ごま すりごま パッケージ

この商品は、三重県で大切に育てられた金ごまを100%使用し、その特有の香ばしい風味を存分に楽しめる逸品です。単なる新商品の発売にとどまらず、その背景には、国産ごまの普及と地域農業の活性化を目指す九鬼産業の熱い想いが込められています。

ごまの花

「三重県ゴマ産地化プロジェクト」の歩み

九鬼産業は、約30年前から新入社員研修の一環としてごま栽培を行ってきましたが、2014年からは「三重県ゴマ産地化プロジェクト」を本格的に始動しました。このプロジェクトの大きな特徴は、地元農家や福祉事業所との連携、いわゆる「農福連携」(農業と福祉が協力し、障がいのある方々が農業分野で活躍することを目指す取り組み)を積極的に推進している点です。

当初5a(約500平方メートル)程度の面積から始まった栽培は、現在では20ha(約20万平方メートル)以上にまで拡大し、国内でも有数のごま産地へと成長しました。この取り組みは、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポン アワード2015」で優秀賞を受賞するなど、その先進性と貢献が高く評価されています。

農作業風景

ごま畑

ごまの乾燥・収穫風景

機械化と農福連携で持続可能なごま栽培を目指す

国産ごま栽培が衰退してきた理由の一つに、機械化や省力化の遅れが挙げられます。九鬼産業は、この課題を解決すべく、ごま栽培の機械化実現に尽力しています。これにより、生産効率を高め、より多くの国産ごまを安定的に供給することを目指しています。

同時に、農福連携による栽培も大切に継続しており、福祉事業所の皆さんが農業に携わる機会を創出し、地域社会への貢献も果たしています。生産者の皆さんにとっては、ごまという新たな高付加価値作物への挑戦の機会や、農福連携による安定的な労働力確保のヒントを得られるかもしれません。また、機械化による大規模化の可能性も示されており、今後のごま栽培の発展に期待が寄せられます。

コンバインでの収穫

トラクターでの農作業

九鬼産業は、安全・安心で価値ある商品を提供するとともに、国産ごまの普及活動を通じて持続可能な社会を推進し、地域貢献を続けていくとのことです。

新商品「九鬼 産地限定三重の金ごま すりごま」製品情報

  • 商品名: 九鬼 産地限定三重の金ごま すりごま

  • 発売日: 2026年8月17日(月)

  • 内容量: 25g

  • 特 長:

    • 三重県産金ごま100%使用

    • 金ごま特有の香ばしい風味

  • 希望小売価格(税込): 464円

  • 販 路: 全国

国産ごま栽培への参加・問い合わせについて

今回のプレスリリースには、ごま栽培プロジェクトへの直接的な参加方法の記載はありませんが、国産ごま栽培や農福連携の取り組みに関心がある生産者や農業関連事業者の皆さんは、九鬼産業のウェブサイトなどを通じて、問い合わせてみるのも良いでしょう。同社のCSR活動については、以下のリンクから詳細を確認できます。

九鬼産業の三重県での挑戦は、日本の食料自給率向上と地域活性化に大きく貢献する、希望に満ちた取り組みと言えるでしょう。この活動が全国に広がり、国産ごまが食卓に並ぶ日がさらに増えることを期待したいですね。

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