地域農業

南魚沼市とどろんこ会グループが包括連携協定を締結!獣害対策から食育、地域活性化へ繋がる新施設もオープン

南魚沼市とどろんこ会グループが包括連携協定を締結!獣害対策から食育、地域活性化へ繋がる新施設もオープン

地域の課題解決へ向けた包括連携協定

この包括連携協定では、特に生産者や地域事業者にとって重要な以下の点が連携の柱となっています。

  • 有害鳥獣対策: 獣害に悩む農家や地域住民を支援し、安全な地域づくりに貢献します。

  • 自然環境保全・資源循環: 地域の豊かな自然を守りながら、持続可能な資源の活用を推進します。

  • 地域産業振興や雇用促進: 新しい事業の創出や雇用の機会を増やし、地域経済の活性化を図ります。

  • 耕作放棄地の活用: 使われなくなった田畑を有効活用し、新たな農産物の生産や地域資源としての価値を高めます。

  • 子ども・子育て支援の充実: 地域の子どもたちが健やかに育つ環境を整え、安心して子育てができるまちづくりを進めます。

地域が抱える課題に対し、行政と民間が協力することで、より実践的で効果的な解決策が生まれることが期待されます。

南魚沼の美しい田園風景に佇む「南魚沼ブルワリー・ジビエ(MUBG)×焚火の台所」の建物

地域課題を解決する複合施設「南魚沼ブルワリー・ジビエ(MUBG)×焚火の台所」オープン

今回の連携協定と合わせて、地域課題の解決に直結する新たな複合施設「南魚沼ブルワリー・ジビエ(MUBG)×焚火の台所」が2026年9月4日(金)にオープンします。この施設は、耕作放棄地の活用や鳥獣被害対策、そして「命のフードロス(捕獲された野生鳥獣の肉が捨てられてしまう現状)」といった問題に多角的にアプローチします。

雪深い山中で捕獲されたイノシシと猟師たち

施設の特徴と生産者・事業者へのメリット

ジビエ解体加工施設

捕獲された野生鳥獣(ジビエ)を、搬入から製品化まで全ての工程をガラス越しに見学できる施設です。子どもたちが「命をいただく」過程を体感できる食育の場として活用されるだけでなく、地域で捕獲された野生鳥獣の肉を、安全かつ衛生的に加工・流通させることで、新たな地域資源としての価値創造と「命のフードロス」の削減に貢献します。

ブルワリー

使われなくなった耕作放棄地の一部で栽培したホップを使い、施設内でクラフトビールを醸造します。これにより、耕作放棄地の有効活用が進み、地域の農業維持や新たな雇用創出に繋がります。醸造されたクラフトビールは、地域の特産品として販売され、地域経済を活性化させる新しい軸となるでしょう。

焚火の台所

2階のビアレストラン「焚火の台所」では、施設で加工されたジビエ肉や醸造したクラフトビールを、旬の地元野菜と共に提供します。訪れる人々は南魚沼の豊かな食文化を体験でき、地域への関心が高まることで、経済振興や「関係人口(地域と多様な形で関わる人々)」の創出に寄与します。

「焚火の台所」から望む南魚沼の田園風景

施設概要

  • 名称: 南魚沼ブルワリー・ジビエ(MUBG)×焚火の台所

  • 所在地: 新潟県南魚沼市大木六37・38

  • 開業日: 2026年9月4日(金)

  • 運営: 株式会社南魚沼生産組合(どろんこ会グループ)

  • アクセス: 車の場合、塩沢石打ICから約10分、六日町ICから約15分。JR上越線「上越国際スキー場前」駅から車で約7分。

青空の下に佇む南魚沼ブルワリー・ジビエ(MUBG)の建物

23年間の歩みが結実

どろんこ会グループと南魚沼市の関係は、2003年の園児による田植え・稲刈り体験から始まりました。その後、減農薬での米作りや、代表自らが狩猟免許を取得して棚田保全活動に参加するなど、23年間にわたり深い協力関係を築いてきました。

子どもたちが泥だらけになりながら楽しむ田植え体験

この長年の信頼関係が、今回の包括連携協定締結と、地域課題解決に向けた複合施設のオープンという形で実を結びました。

南魚沼市 林 茂男 市長は、「この協定締結を契機として、それぞれの強みを持ち寄りながら、直面する地域課題の解決と地域社会の持続的な発展に向け、一丸となって取り組んでまいります」とコメントしています。

また、株式会社南魚沼生産組合(どろんこ会グループ) 高堀 雄一郎 代表取締役は、「23年前、子どもたちの田植え体験を受け入れていただいたご縁に始まり、南魚沼の皆様と人生を共にしてまいりました。当地の『人と自然』に恩返しがしたい――。その一心で、本協定の締結に至りました。これを機により一層連携を深め、大切な皆様と共に新しい南魚沼の未来を創造してまいります」と、地域への感謝と未来への意欲を語っています。

この新たな取り組みは、地域の生産者や農業関連事業者にとって、鳥獣被害の軽減、耕作放棄地の有効活用、新たな販路の開拓、そして地域全体の活性化に繋がる大きな一歩となるでしょう。南魚沼市の持続可能な未来に向けた挑戦に、ぜひご注目ください。

どろんこ会グループに関する詳細情報やお問い合わせは、以下のリンクからご確認ください。

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