地域農業

規格外品も活用!長岡市立石坂小学校・山古志小学校とセブン-イレブンが共同開発した「山古志産かぐら南蛮」商品4品が新潟県内で発売

規格外品も活用!長岡市立石坂小学校・山古志小学校とセブン-イレブンが共同開発した「山古志産かぐら南蛮」商品4品が新潟県内で発売

地域農業の新たな挑戦!セブン-イレブンと小学生が「かぐら南蛮」でコラボ

新潟県の伝統野菜「山古志産かぐら南蛮」が、長岡市立石坂小学校・山古志小学校の児童たちのアイデアと、セブン-イレブン・ジャパンの協力によって、新たな商品として生まれ変わりました。2026年9月1日(火)より順次、新潟県内のセブン-イレブン店舗で4品が発売されます。この取り組みは、生産者の皆さんが抱える課題解決や、地域活性化へのヒントが満載です。

何が新しい?生産者にとってのメリット

今回の取り組みの大きなポイントは、大きく分けて二つあります。

1. 児童との共同開発で地域と未来を育む

長岡市立石坂小学校と山古志小学校の児童たちが、出張授業を通じて「かぐら南蛮」の栽培から食品ロス問題までを学び、実際に苗植え体験に参加しました。この体験が、今回の商品開発につながっています。子どもたちが地域食材に触れ、その価値を学ぶことは、将来の農業の担い手を育む上で非常に重要です。

生産者の皆さんにとっては、次世代との交流を通じて、自分たちの作物がどのように消費者に届くのかを伝える貴重な機会となります。また、子どもたちの新鮮な視点やアイデアは、商品開発に新しい風を吹き込み、これまでになかった魅力的な商品が生まれるきっかけにもなります。

2. 「赤色化したかぐら南蛮」を活用し、食品ロスを削減

かぐら南蛮は通常、緑色の状態で出荷されますが、生産過程で赤色化してしまうものもあります。これらは品質には問題がなくても、市場に出荷できない「規格外品」となり、食品ロス(まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のこと)の原因となっていました。

今回の取り組みでは、この「赤色化したかぐら南蛮」も積極的に活用しています。これにより、生産者の皆さんはこれまで廃棄せざるを得なかった作物から新たな収入を得る機会が生まれます。また、食品ロス削減は持続可能な農業を実現する上で避けて通れない課題であり、大手流通チェーンとの連携でこの課題に取り組むことは、他の地域や作物にとっても参考になるでしょう。

どんな課題を解決するか?

このプロジェクトは、単に商品を開発するだけでなく、地域農業が抱えるいくつかの課題解決に貢献しています。

  • 食品ロス問題の解決: 出荷できない規格外品を商品化することで、廃棄量を削減し、生産者の収益向上につながります。

  • 地域ブランドの強化: 伝統野菜であるかぐら南蛮の魅力をより多くの人に知ってもらい、地域ブランドとしての価値を高めます。

  • 次世代への食育と地域愛の醸成: 児童が開発に携わることで、地域の子どもたちが地元の食材や農業に興味を持つきっかけとなり、将来的な担い手育成にもつながります。

  • 販路拡大と安定供給: 大手コンビニエンスストアという広範な流通チャネルを通じて商品を販売することで、生産者は安定した販路を確保しやすくなります。

発売される商品ラインアップ

今回発売されるのは、かぐら南蛮の爽やかな辛みや風味を活かした4品です。

  • かぐら南蛮味噌おむすび
    価格:168円(税込181.44円)
    発売日:9月1日(火)~順次
    特長:山古志産かぐら南蛮と味噌を合わせた、地域定番のおにぎりです。
    かぐら南蛮味噌おむすび

  • チーズバーガー かぐら南蛮ピクルス入り
    価格:380円(税込410.40円)
    発売日:9月2日(水)~順次
    特長:ビーフハンバーグにかぐら南蛮のピクルス、チェダーチーズなどを組み合わせた一品です。
    チーズバーガー かぐら南蛮ピクルス入り

  • 旨辛肉味噌まぜそば かぐら南蛮入り
    価格:520円(税込561.60円)
    発売日:9月2日(水)~順次
    特長:刻んだかぐら南蛮を加えたピリ辛の肉味噌が特徴で、別添のマヨネーズで味変も楽しめます。
    旨辛肉味噌まぜそば かぐら南蛮入り

  • かぐら南蛮味噌で食べる野菜スティック
    価格:298円(税込321.84円)
    発売日:9月3日(木)~順次
    特長:かぐら南蛮の種とわたを使ったピリ辛の味噌で、野菜スティックを味わえます。

これらの商品は、新潟県内のセブン-イレブン店舗で順次販売されます。

生産者の皆さんへのヒント

今回の「山古志産かぐら南蛮」の事例は、地域の生産者の皆さんにとって、大きなヒントとなるのではないでしょうか。

  1. 規格外品の有効活用: 出荷基準に満たない作物でも、加工品として新たな価値を見出すことで、収入源を増やすことができます。廃棄コストの削減にもつながります。
  2. 地域連携の力: 小学校との連携による食育活動や、地元企業との協力は、地域全体の活性化に貢献し、作物のブランド力を高めます。
  3. 大手流通との協業: セブン-イレブンのような大手流通チェーンとの協業は、広範な顧客層にリーチできる絶好の機会です。商品開発から販売までを共同で行うことで、安定した販路とブランド認知度向上が期待できます。

関連情報

この取り組みは、持続可能な農業と地域社会の発展に向けた素晴らしい一歩と言えるでしょう。皆さんの地域でも、こうした連携から新たな価値が生まれるかもしれませんね。

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