グルタチオンの力で農業が変わる?高機能農業資材「WAKUFUL」
WAKU社が研究開発を進めているのは、植物の光合成を助けたり、生育を良くしたりする機能を持つ「グルタチオン」という物質を活用した農業資材です。
2026年3月には、グルタチオン由来のバイオスティミュラント「WAKUFUL」を発売しました。バイオスティミュラントとは、作物本来の力を引き出し、高温や乾燥などのストレスに強くしたり、栄養の吸収を良くしたり、品質を向上させたりする、肥料や農薬とは一線を画す新しいタイプの農業資材のことです。
「WAKUFUL」を導入することで、化学肥料の使用量を減らしつつ、作物がストレスに負けにくい丈夫な体質になったり、収穫量が増えたりといった効果が期待できます。これは、持続可能な農業を目指す生産者の皆さんにとって、非常に心強い味方となるでしょう。
WAKU社は、2026年8月には岩手県花巻市に自社工場を本格稼働させるなど、「WAKUFUL」の安定供給と普及に向けて着実に事業を進めています。具体的な対象作物や導入方法、コストなどについては、WAKU社のウェブサイトで最新情報をご確認ください。
農業から広がる可能性:次なる挑戦「分裂酵母」研究開発
今回の資金調達を機に、WAKU社は「分裂酵母」の研究開発についても公表しました。これは、グルタチオンだけでなく、新たな高機能素材を探し出し、その生産技術を確立しようとする挑戦です。
この研究開発は、農業分野にとどまらず、食品、ヘルスケア、環境といった幅広い分野への応用が期待されています。WAKU社は、農業を起点としながらも、世界的な食料問題の解決を目指し、多様な高機能素材を生み出す「日本発のグローバル・バイオディープテック企業」として、大きく飛躍していくことが期待されます。
株式会社WAKUの代表取締役である姫野亮佑氏は、「創業当初からWAKUの可能性を信じていただき、今回で3回目となるご出資をいただけたことを大変嬉しく思います。今後は日本発のグローバル・バイオディープテック企業へと飛躍する重要なフェーズです。」とコメントしています。
ちゅうぎんフィナンシャルグループは、地域から世界の共通課題の解決や新たな産業創出を目指す起業家を支援し、地域社会のさらなる発展に貢献していく方針です。




