スマート農業

太陽光発電と農業を両立!「西武アグリパーク所沢」のソーラーシェアリングで育った旬のブドウが販売開始

新しい農業の形「ソーラーシェアリング」をご存じですか?

西武造園株式会社の子会社である西武アグリ株式会社は、2020年4月に設立された農業分野の新たな会社です。同社は、太陽光発電システムの下で農作物を育てる「ソーラーシェアリング」というユニークなビジネスモデルを、三菱HCキャピタルエナジー株式会社との共同事業として展開しています。

ソーラーシェアリングとは、農地に太陽光発電設備を設置し、その下で農作物を栽培する仕組みのこと。発電事業と農業を両立させることで、土地の有効活用はもちろん、再生可能エネルギーの普及や食料自給率の向上にも貢献できる、持続可能な農業の形として注目されています。

ぶどう畑

埼玉県所沢市にある約1.7haの事業地「西武アグリパーク所沢」では、このソーラーシェアリングの仕組みを活用し、ブルーベリーやブドウを地植え栽培しています。2026年6月には観光農園としてグランドオープンし、地域の方々が収穫体験を楽しめる場としても親しまれています。

所沢の秋の味覚!太陽光発電の下で育ったブドウを味わおう

「西武アグリパーク所沢」で大切に育てられた旬のブドウが、いよいよ販売されます。特に、人気のシャインマスカットをはじめ、巨峰系の伊豆錦(いずにしき)、シナノスマイル、クイーンニーナなど、全10品種が栽培されており、今年は伊豆錦やシナノスマイルが大粒で甘味も強い豊作とのことです。

シャインマスカットのぶどう畑

販売場所と日時

所沢産の美味しいブドウは、以下の場所と日程で購入できます。

  • くすのきホール 1階エントランス(埼玉県所沢市くすのき台1-14-5)

    • 日時:2026年9月10日(木)、11日(金)、14日(月)15時~18時

    • 西武鉄道「所沢駅」より徒歩すぐ。シャインマスカットはここで今年初売りとなります。

  • 西武鉄道 各駅構内

    • 清瀬駅(西武池袋線):2026年9月17日(木)17時~19時

    • 高田馬場駅(西武新宿線):2026年9月18日(金)、29日(火)17時~19時

    • 小手指駅(西武池袋線):2026年9月24日(木)17時~19時

    • 練馬駅(西武池袋線):2026年9月25日(金)、30日(水)17時~19時

    • ひばりヶ丘駅(西武池袋線):2026年9月28日(月)17時~19時

    • ※各日、なくなり次第終了です。

  • 観光農園「西武アグリパーク所沢」での直売(埼玉県所沢市北岩岡167-4 管理事務所前)

    • 日時:2026年8月31日(月)~9月4日(金)、7日(月)~9日(水)、12日(土)、13日(日)、19日(土)~9月23日(水・祝)、26日(土)10時~15時(合計16日間)

販売価格は1袋(1房)1,000円から、品種ミックスの1カップ(200グラム)は500円(いずれも税込)です。お支払い方法は現金または交通系電子マネーが利用できますが、配送対応は行っていないためご注意ください。

パック詰めされたぶどう

カップ詰めされたぶどう

地域に根差した持続可能な農業を目指して

西武アグリパーク所沢では、単に農産物を生産するだけでなく、地域貢献にも力を入れています。発電した電力は「ところざわ未来電力」を通じて所沢市内の公共施設に供給され、市の脱炭素社会実現や電力の地産地消に貢献しています。また、園内では除草作業を手伝うヤギや、果樹の受粉を助けるミツバチも飼育されており、自然の力を借りた持続可能な農業を実践しています。

ソーラーシェアリングのぶどう畑で作業する人

ヤギ

2026年6月にグランドオープンした観光農園では、7月末までブルーベリーの収穫体験や食べ放題が実施され、約1,500名が来園するなど好評を博しました。今後も体験イベントや季節の収穫物販売が予定されており、地域の新たな交流拠点としての役割も担っています。

西武アグリパーク所沢ロゴ

ブルーベリー狩りの様子

西武アグリ株式会社は、西武グループ初の女性代表取締役である清野友美氏を中心に、自身の故郷である所沢市で地域活性化や「農福連携」にも注力しています。また、品川プリンスホテルと連携したフードロス削減プロジェクト「品プリグリーンループ」への参画や、貸農園サービス「Emi Farm新所沢」の運営協力など、多角的な視点から農業の可能性を広げています。

ソーラーシェアリングの概念図

このソーラーシェアリング事業は、遊休地の有効活用、エネルギーと食料の自給率向上、そして地域社会への貢献という、複数の課題解決に挑む先進的な取り組みです。生産者や就農を考えている方々にとって、このような新しい農業モデルは、将来の経営を考える上で大きなヒントになるのではないでしょうか。ぜひこの機会に、所沢の地で育まれた旬の味覚を楽しみながら、持続可能な農業の未来に触れてみてください。

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