地域農業

バイオガスプラントの消化液肥で育てたにんにくを加工・商品化へ ハイポテックが山形県米沢市に新工場「THE GARLIC & LAB」を完成

バイオガスプラントの消化液肥で育てたにんにくを加工・商品化へ ハイポテックが山形県米沢市に新工場「THE GARLIC & LAB」を完成

環境プラントエンジニアリングや再生エネルギー事業を手がける株式会社ハイポテック(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐竹英明)は、山形県米沢市に新工場「THE GARLIC & LAB(ザ・ガーリック・アンド・ラボ)」を完成させました。新工場は、同社が自社圃場で栽培するにんにくの加工と商品開発を担う拠点です。完成を記念して、2026年10月16日に関係者と取引先企業を招いたオープニングフェスが開かれました。

10月16日に開催したオープニングフェスの会場風景
10月16日に開催したオープニングフェスの会場風景

バイオガスプラントから始まった、にんにくづくり

取り組みの起点は、同社が2020年から米沢市で運営しているメタン発酵バイオガスプラントです。このプラントでは、地域で出る牛ふんや食品残渣などをメタン発酵させ、発生したバイオガスを発電に使っています。あわせて、発酵の過程で生じる「消化液」を高品質な有機肥料として農業に生かしてきました。

2023年からは、この消化液肥を使ったにんにく栽培を自社圃場で始めています。同社は、自ら建設・運営するメタン発酵バイオガスプラントで生じる消化液肥を活用し、約1.2haの自社圃場で、寒冷地に適した品種「福地ホワイト六片」を育てています。

会場で食事や歓談を楽しむ来場者の皆さま
会場で食事や歓談を楽しむ来場者の皆さま

プラント隣接地に加工・開発の拠点

新工場はバイオガスプラントの隣接地に建てられ、にんにくを活用した商品の研究開発と加工・製造を事業内容としています。丹精込めて育てたにんにくを、ここで商品へと仕上げていく役割を担います。

同社は今後、栽培から加工、ECサイトでの販売までを自社で一貫して手がける「6次産業化」を強力に推進する方針です。地域資源の価値を高めた安全・安心な商品を、全国に届けることを目指しています。

施設の概要

  • 名称:THE GARLIC & LAB(ザ・ガーリック・アンド・ラボ)
  • 所在地:山形県米沢市(ハイポテックのメタン発酵バイオガスプラント隣接地)
  • 事業内容:にんにくを活用した商品の研究開発、加工・製造
新工場「THE GARLIC & LAB」と、隣接するメタン発酵バイオガスプラントの全景
新工場「THE GARLIC & LAB」と、隣接するメタン発酵バイオガスプラントの全景

オープニングフェスでは施設見学や黒にんにくの試食

オープニングフェスの会場となったのは、新工場敷地内の広場です。当日は施設見学や黒にんにくの試食が行われたほか、山形県内のキッチンカーも出店しました。日頃から付き合いのある地元関係者や全国の取引先企業が集まり、食事や歓談を楽しみながら新拠点の完成を祝いました。

自社栽培のにんにくを加工した黒にんにく
自社栽培のにんにくを加工した黒にんにく

2027年に公式ECサイトで全国販売を予定

同社は2027年に、公式ECサイトを通じて自社商品を全国で販売する予定です。現在は新工場を拠点に、黒にんにくを中心とした商品の開発と発売準備を進めています。加工方法の検討や試作を重ね、にんにくの持ち味を生かした商品づくりに取り組んでいるとのことです。

発売時期や商品の詳細は、準備が整い次第、ブランドサイトと公式SNS(Instagram、X)で案内される予定です。

出典:株式会社ハイポテック

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