地域農業

4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに

4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに
4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに

和栗の可能性を一皿に込めて 生産者とメディアにスペシャルメニューを披露

一般社団法人和栗協議会(事務局:有限会社春華堂)は10月22日、日本の栗農家と、和食・フランス料理・イタリア料理・中国料理の4ジャンルを代表するシェフを迎え、「2050年に残したい栗のひと皿」をテーマにしたメディアレセプションを開きました。和栗生産者とメディア関係者を前に、和栗のポテンシャルを最大限に引き出したスペシャルメニューがお披露目されました。各シェフが自らの技法と発想を生かし、和栗の甘みや香ばしさ、食感を引き出した料理は会場を沸かせました。

このレセプションは、和栗を起点に食と森の未来を考えるイベント「BIKKURI LUNCH 2026」に関連して行われたものです。当日のプログラムでは、プロジェクトの理念と「BIKKURI LUNCH 2026」構想の発表に続き、シェフ4名による料理のお披露目とトークセッション、メディア関係者限定の試食会、フォトセッションや個別質疑応答・囲み取材が実施されました。

  • 日時:2026年10月22日(木)14:30〜16:00(受付開始 14:15〜/質疑応答・囲み取材含む)
  • 会場:東急プラザ原宿「ハラカド」3F HOW’z(東京都渋谷区神宮前6-31-21)
  • 主催:一般社団法人和栗協議会/事務局:有限会社春華堂
  • 登壇者:スペシャルシェフ4名(松本一平氏、辻大輔氏、田村亮介氏、石田伸二氏)
4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに

各店舗で味わえる4つの「栗のひと皿」

【フレンチ】La Paix(ラペ)松本一平シェフ

『ホロホロ鳥白レバーのパテと熟成栗の栗きんとん仕立て パンペルドゥ添え』は、ホロホロ鳥の白レバーが持つコクに熟成栗の甘みを重ね、栗きんとんに見立てて仕上げた一皿です。香ばしいパンペルドゥと合わせて味わいます。

  • 価格:17,600円(税込)+サービス料10%
  • 所在地:東京都中央区日本橋室町1-9-4 B1F
  • TEL:050-3196-2390
  • 提供期間:11月1日~11月30日まで

【日本料理】乃木坂しん 石田伸二シェフ

『鰻の栗蒸し鼈甲餡かけ』は、焼き栗のペーストに火入れした栗とすりおろした蓮根を合わせ、白蒸しにした鰻で包んで蒸し上げたものです。栗の鬼殻と鰻の出汁を合わせた鼈甲餡が、栗の香ばしさと自然な甘み、ほのかな滋味を引き立てます。

  • 価格:27,500円(税込)+サービス料10%
  • 所在地:東京都港区赤坂8-11-19 エクレール乃木坂 関根ビル1F
  • TEL:03-6721-0086
  • 提供期間:11月7日~11月30日まで

【中華料理】慈華 itsuka 田村亮介シェフ

『焼き和栗と赤鶏の秋巻き』は、熟成焼き和栗の柔らかな甘みと香ばしさ、赤鶏の清らかな旨みを丁寧に引き出した餡を春巻きの皮で包み、パリッと揚げた一品です。栗雪の風味とともに、豊かな食感が楽しめる秋の料理に仕上がっています。

  • ランチ限定コース:13,200円(税込)+サービス料10%
  • ディナー倭華コース(ランチでの利用も可):19,800円(税込)+サービス料10%
  • 所在地:東京都港区南青山2-14-15 AOYAMA FUSION Bldg 2F
  • TEL:03-3796-7835
  • 提供期間:10月下旬~11月30日まで

【イタリアン】コンヴィヴィオ 辻大輔シェフ

『栗と鹿とラディッキォのラザーニャ』は、栗の甘味、鹿の旨味、ラディッキォの苦味をラザーニャの中に閉じ込めた一皿で、秋の味覚を楽しめるメニューです。これら4店の料理は、いずれも各店舗で期間限定メニューとして提供されます。

  • 価格:14,300円(税込)+サービス料10%
  • 所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷3-17-12 カミムラビル1F
  • TEL:03-6434-7907
  • 提供期間:11月1日~11月30日まで
4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに

なぜ今、和栗なのか 産地と里山が抱える課題

和栗は縄文時代の遺跡からも出土しており、米よりも古くから日本人の主食ともいえる「万年の食物」とされています。一方で現在は、後継者不足などを背景に栗農家が減少しています。その結果、森に人の手が入らなくなり、森林の生態系まで崩れてしまうという現実も見えてきています。今回のプロジェクトは、和栗をきっかけに日本の第一次産業が抱える課題についても考えていこうとする、第一歩の取り組みと位置づけられています。

プロジェクトのモデルとなったのは、イギリスで行われている「ビッグランチ」です。イギリスには、国や地域のお祝い事の際に近所の人々や同じコミュニティの仲間が集まり、絆を深める風習があり、時には2,000万人が参加することもあるといいます。これに着想を得た日本独自の取り組みとして、縄文時代から食べられてきたという和栗を起点に、新しいつながりを生み出すことを目指しています。

4ジャンルのシェフが和栗で描く「2050年に残したい栗のひと皿」 各店で期間限定メニューに

11月16日(月)、全国で一斉に「いただきます」

メイン企画となる「BIKKURI LUNCH 2026」は、2026年11月16日(月)に全国で一斉に開催されます。メイン会場は東京・東急プラザ原宿「ハラカド」7階テラスで、全国各地にもサテライト会場が設けられます。当日12時には全国各地をオンラインでつなぎ、各地で一斉に「いただきます」の掛け声とともにランチを楽しむ予定です。

「食べて、語らう」ことをきっかけに地域と地域をゆるやかに結び、農業や地域の生産物への関心を育てていくことが、このイベントの狙いです。

出典:有限会社春華堂

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