株式会社北海道新聞社、株式会社電通北海道、有限会社インターリンクジャパンの3社が、2026年11月21日(土)・22日(日)の2日間、札幌の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)で「赤れんがワインガーデン」を初めて開催します。北海道で造られる日本ワインを「味わい・楽しみ・学ぶ」ことをテーマにしたイベントです。2027年6月に予定されている本開催に先立つプレイベントとして位置づけられています。

産地・品種・造り方の違いをグラスで体感
同じ北海道産のワインでも、産地やブドウ品種、栽培・醸造の方法によって味わいはさまざまです。このイベントは、グラスの中の味から、その違いを生み出す背景へと理解を深めてもらうことを狙いとしています。ワインに親しんでいる人だけでなく、これから北海道のワインを知りたい人にも、好みの一本を探すきっかけを届けるとしています。会場は国指定重要文化財の赤れんが庁舎で、収穫を終えた秋の終わりに、生産者への感謝の思いを込めて開かれます。
当日は、次の3つのプログラムが用意されます。
- 北海道ワイナリーセレクション:北海道産ワインから3種を選んで飲み比べるテイスティングコーナー
- 北海道テロワールセレクション:数量限定の銘柄や固有品種などの特別銘柄を追加で試飲できるコーナー(1杯40ml 800円)
- セミナー付きプレミアムディナー:生産者らの対談と料理を楽しむプログラム
老舗から注目株まで、全30社を予定するワイナリーが出品
「北海道ワイナリーセレクション」では、北海道を代表する老舗ワイナリーや注目のワイナリーが醸造したワインの中から、3種類を自由に選んでテイスティングできます。地域ならではの風土を映した日本ワインとの出会いを楽しめるほか、シードルなどの低アルコールワインやノンアルコールジュースも用意されます。テイスティングホールの出品生産者は全30社を予定しており、池田町の十勝ワイン(池田町ブドウ・ブドウ酒研究所)、富良野市のふらのワイン、小樽市の北海道ワイン、余市町の余市ワイナリー、仁木町のNIKI Hills Winery(ニキヒルズ ワイナリー)、函館市のはこだてわいんなど、道内各地の生産者が名を連ねます。
「北海道テロワールセレクション」は、北海道で栽培されているブドウ品種に着目し、その個性をワインの味わいから体験するブースです。環境、栽培、醸造、貯蔵において、ブドウ品種の特性を最大限に引き出した個性豊かなワインをテイスティングでき、数量限定や特別銘柄も用意されます。3種の比較テイスティングのあとに追加で選べる有料コーナーで、価格は1杯40mlで全て800円です。有料銘柄としては、仁木町のDomaine ICHI(ドメーヌ イチ)、Domaine Bless(ドメーヌ ブレス)、Pur.(ピュール)、余市町のモンガク谷ワイナリー、北斗市のDue Punti Vineyards(ドゥエ プンティ ヴィンヤーズ)が挙がっています。なお、出品ワイナリーは変更・追加になる場合があります。

生産者の言葉とフルコースで味わうプレミアムディナー
「セミナー付きプレミアムディナー」は、生産者らを招き、対談形式でワインづくりの背景をひもとく特別プログラムです。会場は赤れんが庁舎1階のレストラン「HOUSE.H(ハウスエイチ)」。フレンチの下國伸(しもくにのぶ)シェフが監修するフルコースと、出演生産者のワイン4銘柄(各1杯)とのペアリングを、つくり手の話を聞きながら2時間かけて体験します。当日のメニュー例には、松前産マグロと江丹別ブルーチーズのアメリカンドッグ、ズワイガニの燻製ビシソワーズ、鮭の湯煮 味噌クリーム ハーブオイル、鹿肉 寒締めほうれん草 ハスカップソースなどが挙げられています(内容は変更となる場合あり)。
21日はドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏が登場
11月21日(土)のゲストは、ドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦氏です。長野県小布施ワイナリーの二男で、栃木県のココファームワイナリーで10年間農場長を務めるなかで国内外のワイン産地を巡り、ジュラのオベルノワのワインに強く感銘を受けたといいます。そうしたワインをイメージした造りをピノ・ノワールで目指し、余市町で4.6haの農地を購入して2010年にドメーヌを設立しました。現在は13系統のピノ・ノワールを栽培し、全てビオロジック(有機栽培)で管理しています。この日のペアリングでは、ヨイチノボリ「ナカイブラン2024」、ナナツモリ ロゼ ド ノワール「グランキュベ2024」、ナナツモリ「パストゥグラン2024」、ナナツモリ「ピノ・ノワール2024」の4銘柄が予定されています。
22日はド・モンティーユ&北海道と北海道大学の研究者が対談
11月22日(日)は、ド・モンティーユ&北海道 ゼネラルマネージャーの矢野映氏と、北海道大学大学院 農学研究院 教授の曾根輝雄氏が出演します。矢野氏は1988年にラック・コーポレーションへ入社し、ブルゴーニュ、シャンパーニュ、ロワールなどフランス各地の生産者とのコンタクトや、ブルゴーニュ、ニュージーランドの生産者の発掘、国内営業などを担当しました。同社に32年間にわたり勤務した元副社長で、ワイン輸入を通じてエティエンヌ・ド・モンティーユと長年親交を深めてきました。曾根氏は分子遺伝学的手法を用いて植物病害防除からワイン醸造まで微生物の応用研究に取り組み、北大北海道ワイン教育研究センター長などを務めています。ペアリングには「融」2024(ピノ・ノワール、シャルドネ、ケルナー)と「探」2022(ピノ・ノワール)が予定されています。いずれの日も、銘柄名は現時点の予定で、変更になる場合があります。

チケットと開催概要
チケットは2種類です。一般チケットのワイン3杯は、出品生産者の銘柄から選べます。会場では各日13:00~と15:00~の1日2回、北海道大学の曾根輝雄氏と中川理氏を講師に迎えた「アカデミック講座」も開かれ、一般チケットの購入者は無料で参加できます。
- 一般 6,000円(税込):2階赤れんがホールが会場。赤れんが入場料、ワイン3杯(1杯75ml)、レストラン「HOUSE.H」特製フィンガーフード、レンタルグラス1脚付き。各日先着でお土産あり
- セミナー付きプレミアムディナー 22,000円(税込):1階レストラン「HOUSE.H」が会場。フルコース4品+ワイン4銘柄(各1杯)、生産者トークセミナー、お土産付き
チケットは10月17日(土)から11月20日(金)まで、道新プレイガイド、札幌市民交流プラザ チケットセンター、セイコーマート(セコマコード D26112106)で販売されています。
- イベント名称:赤れんがワインガーデン2026
- 開催日時:2026年11月21日(土)12:00~20:00、11月22日(日)10:00~18:00
- 会場:北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)2階赤れんがホール、1階レストラン「HOUSE.H」(札幌市中央区北3条西6丁目1番地)
- 主催:株式会社北海道新聞社、株式会社電通北海道、有限会社インターリンクジャパン
- 後援:北海道、札幌市、北海道大学 北海道ワイン教育研究センター、一般社団法人 北海道貿易物産振興会、北海道ワイナリー協会、北海道放送
主催者は、このイベントを通じて北海道産ワインの消費拡大とプロモーションを進めるとともに、国内外から北海道を訪れるきっかけとなる観光コンテンツの育成を目指すとしています。





