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食品ロスを希望に変える!防災備蓄食「KIBOU CURRY」が子育て家庭を支える新モデル始動

「KIBOU CURRY」が「希望の循環」を創出

Ginger Lab株式会社は、社会貢献型防災備蓄食「KIBOU CURRY(キボウカレー)」の寄付連携先として、一般社団法人こども宅食応援団と連携を開始しました。この連携により、企業や自治体が備蓄するKIBOU CURRYを賞味期限が来る前に回収し、こども宅食応援団と連携する全国の実施団体を通じて、支援を必要とする子育て家庭へ届ける「希望の循環」が始動します。

こども宅食応援団とGINGER LABのロゴ

この取り組みは、単に寄付数量を増やすことだけを目的とするのではなく、各地域の需要や受け入れ能力、保管・配送といった実務的な条件を企業備蓄の設計にフィードバックすることで、「備える」と「支える」が無理なく続く仕組みを育てることを目指しています。

連携の背景にある社会課題

企業や自治体における防災備蓄は、災害時に人命や事業活動を守る上で不可欠です。しかし、備蓄食品は災害の有無にかかわらず、賞味期限が来る前に定期的に入れ替える必要があります。この期限管理、更新、回収、そしてその後の有効活用までを一連の運用として設計することが求められています。

日本では、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品ロスが、2023年度の推計で年間464万トン発生しており、そのうち事業系の食品ロスは231万トンに上ります。(農林水産省「事業系食品ロス量(2023年度推計値)を公表」より https://www.maff.go.jp/j/press/shokuhin/recycle/250627.html)

一方、「こども宅食」は、困りごとを抱える子育て家庭へ食品などを定期的に届けることで、家庭を見守り、行政や地域支援へつなげる活動です。食品があるだけでは支援にはつながりません。各地域で必要とされる食品、数量、受け入れ時期、保管・配送条件を適切につなぐ「中間支援」の機能があって初めて、企業備蓄を家庭へ無理なく届けることが可能になります。

KIBOU CURRYとは?その特徴と循環モデル

KIBOU CURRYは、Ginger Labが開発した社会貢献型防災備蓄食です。約5年間保存可能で、温める必要がなく、ご飯や水、お湯がなくてもそのまま食べられる一食完結型として設計されています。特定原材料8品目を使用していませんが、同一工場でこれらの原材料を使用した他の製品も製造されています。

KIBOU CURRYのパッケージ

このKIBOU CURRYは、企業や自治体による導入から、賞味期限管理、期限前の回収、支援先への寄付、そして新しい備蓄への入れ替えまでを一連の仕組みとして捉える「社会貢献型ローリングストックモデル」を組み込んでいます。ローリングストックとは、日常的に食品を消費しながら買い足し、常に一定量の備蓄を保つ方法のことです。これにより、企業のBCP(事業継続計画:災害や事故などの非常時に事業を継続・早期復旧するための計画)、CSR(企業の社会的責任:企業が社会・環境・顧客などに配慮し、持続可能な経営を行う取り組み)、食品ロス削減、地域経済への貢献という4つの社会課題に対応します。

BCPとCSRを組み合わせた備蓄品の循環モデルを示す図

今回の連携では、特に企業の防災備蓄、食品ロス削減、そして子育て家庭への支援を一つの循環としてつなぐことに重点を置いています。

持続可能な支援を目指して

両者が最も大切にしているのは、支援を必要とする子育て家庭へ、おいしくて安全な食品を届けることです。この連携を通じて、単なる寄付量の拡大だけでなく、以下の点を継続的に確認していきます。

  • 各地域で必要とされる食品と、企業から提供される備蓄食品の適合性

  • 食品の受け入れ・保管・物流・各家庭への配送にかかる費用や業務負担

  • 食品の安全性を確保するための管理体制と、万一の事故発生時における責任分担

  • 企業の寄付、実施団体での受領、各家庭への提供の実績を適切に把握する仕組み

  • 導入企業が継続的に参加でき、かつ実施団体に負担が生じにくい運用条件

これらの知見をKIBOU CURRYの期限管理・回収・寄付の運用に反映させ、企業備蓄の更新と子育て家庭への支援をつなぐ、再現可能なモデルの確立を目指します。

関係者からのコメント

一般社団法人こども宅食応援団 代表理事 原水 敦 様

一般社団法人こども宅食応援団 代表理事 原水 敦 様

「こども宅食では、親御さんやお子さんにお届けする食品を、単なる支援物資以上のものとして大切にしています。KIBOU CURRYは、災害備蓄食でありながら、常温でもおいしく食べられるよう工夫されており、手に取る人をホッとさせる商品であることに強く共感しました。親子に笑顔と安心を届けることを、KIBOU CURRYとともにチャレンジしたいと考えています。」

Ginger Lab株式会社 代表取締役社長 流郷 綾乃 コメント

Ginger Lab株式会社 代表取締役社長 流郷 綾乃 コメント

「食品は、ただ空腹を満たすだけでなく、『あなたのことを気にかけている』という想いを届け、人と人とのつながりを生み出すものだと考えています。KIBOU CURRYも、災害時の備えとして役割を終えるのではなく、平時には必要とする方々へ希望をつなぐ存在でありたいという想いから生まれました。今後は、現場の声や実務条件を一つひとつ確かめながら、『備える』ことが誰かを『支える』ことへ自然につながり、無理なく続いていく仕組みをともに育てていきたいと考えています。」

農業関連事業者の皆さんへ

この取り組みは、食品ロス削減と社会貢献を両立する新しいモデルとして、食品を扱う農業関連事業者の皆さんにとっても参考になるのではないでしょうか。自社で生産・加工した食品が、同様の社会貢献型モデルに組み込まれることで、新たな価値を生み出し、持続可能な社会づくりに貢献できる可能性を秘めています。食品の「もったいない」を「ありがとう」に変えるこの循環に、ぜひ注目してみてください。

一般社団法人こども宅食応援団について

こども宅食応援団のロゴ

困りごとを抱える子育て家庭へ食品等を定期的に届け、家庭とのつながりを築きながら必要な支援へつなぐ「こども宅食」を全国へ広げる中間支援団体です。自治体やNPO等に対して、活動資金やノウハウの提供、事業推進のための伴走支援に取り組んでいます。

Ginger Lab株式会社について

GINGER LABのロゴ

社会における「希望の循環」を加速させ、プロダクト・サービスとして社会に根づかせるための「実験室」です。企業や地域と連携し、まだ価値が見い出されていない領域へと踏み出し、テクノロジー、クリエイティブ、パブリック・リレーションズといった多様なアプローチで新たな突破口を開いています。

出典