地域農業

地域資源循環型農業を実践する「にじまち」がB Corp™認証を取得!Zeveroのデータ活用支援で環境貢献を証明

にじまち、Zeveroの支援でB Corp™認証を取得!地域循環型農業の価値を世界に証明

愛知県半田市でトマトの生産・販売を行う株式会社にじまちが、企業の社会的・環境的な取り組みを評価する国際認証「B Corp™(ビーコープ)」を取得しました。この快挙は、企業のサステナビリティ戦略を支援するグローバルスタートアップZeveroのコンサルティングとデータ活用支援によって後押しされたものです。

Zevero、支援先の株式会社にじまちがB Corp™認証を取得

B Corp™認証とは?生産者が知っておきたい国際的な評価基準

B Corp™認証は、米国の非営利団体「B Lab」が運営する国際的な認証制度です。これは、企業が利益だけでなく、社会や環境への貢献も重視しているかを評価するもので、「ガバナンス」「従業員」「コミュニティ」「環境」「顧客」という5つの分野で80点以上のスコアを獲得した企業だけが取得できます。世界ではパタゴニアやダノンなど10,000社以上が認証を取得しており、持続可能な農業や地域貢献を目指す生産者にとって、自社の取り組みを客観的に示す有力な指標となります。

にじまちが世界基準で認められたポイント

1. バイオガス発電施設と連携した地域資源循環型農業

にじまちの半田農場は、隣接するバイオガス発電施設から供給される熱やCO2をトマト栽培に活用しています。さらに、点滴灌水(かんすい)システムで95〜100%という高い水利用効率を実現し、排液の回収・再利用、雨水の再利用など、水資源を徹底的に無駄なく使う仕組みを構築しています。このように、地域の未利用資源を循環させながら農業を行う「地域資源循環型農業」の取り組みが、B Corp™認証の「環境」分野で高く評価されました。

2. 地域とのつながりや働きやすい環境づくり

「従業員」と「コミュニティ」の分野でも、にじまちは高い評価を得ています。安全衛生方針に基づく農場の点検や健康診断・ストレスチェックの実施など、従業員が安心して働ける環境づくりに注力しています。また、地域の就労支援事業所との連携による「農福連携(のうふくれんけい)」を通じて、地域に根差した事業活動も展開しており、これも評価の対象となりました。農福連携とは、農業と福祉が連携し、障害のある方が農業分野で活躍することを目指す取り組みです。

Zeveroの支援内容:データで環境貢献を「見える化」

Zeveroは、にじまちのB Corp™認証取得において、特に「環境」分野の評価向上を支援しました。具体的には、Zeveroのプラットフォームを活用して、にじまちの温室効果ガス排出量(Scope1-3)を算定・可視化しました。Scope1は自社からの直接排出、Scope2は電力などエネルギーの使用に伴う間接排出、Scope3はサプライチェーン全体でのその他の間接排出を指します。これにより、バイオガス発電施設の熱・CO2活用や水資源の循環利用といった環境負荷低減の取り組みが、客観的なデータとして整理されました。B Corp™認証の評価項目に沿ったデータ整備やエビデンス整理もZeveroがサポートしています。

Zeveroの継続的な排出量モニタリング支援により、にじまちは今後も地域資源循環型農業のさらなる発展を目指します。

Zevero Japan CEOの森マーヴィン氏は、「にじまちの地域資源循環型農業は環境貢献の説得力あるモデルケースです。データに基づく脱炭素化支援を通じてこうした取り組みを後押しできたことを嬉しく思います」とコメントしています。

株式会社にじまち 代表取締役の水野貴之氏は、「Zeveroの支援により、自社の環境への取り組みを客観的なデータで示すことができ、B Corp™認証取得につながりました」と語っています。

Zeveroについて:脱炭素化とサステナビリティ戦略を支援

Zeveroは、AIエンジンによる自動排出量マッチングと専門知見を組み合わせ、企業のサステナビリティ戦略立案、排出量管理、ESG開示・ブランディングをサポートするグローバルスタートアップです。AI技術とLCA(ライフサイクルアセスメント)技術を統合し、排出量の可視化だけでなく、具体的な削減アクションまで導き出します。国内外の開示基準に対応したESG報告書のAI作成支援により、業務負担の軽減も期待できます。現在、Zeveroは20カ国以上の企業にサービスを提供しており、日本国内でも幅広い企業を支援しています。

ご興味のある生産者や農業関連事業者の方は、Zeveroのウェブサイトをご参照ください。

Zevero 公式ウェブサイト