奈良とスペインの出会いが地域農業を変える?生産者が知りたい「食の未来」を考えるフォーラム
「うちの農産物、もっと新しい形で届けられないかな?」「地域の食文化を盛り上げるために、生産者として何ができるだろう?」
そんな風に考えている生産者さんや農業関連事業者の皆さん、朗報です!2026年10月26日(月)に奈良県桜井市で、「スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良」が開催されます。このフォーラムは、単にスペイン料理を紹介するだけでなく、「食」という視点から奈良とスペインを結び、地域の食文化が持つ力と、これからの可能性を考えることを目的としています。
「スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良」ってどんなイベント?
「ガストロノミー」という言葉、聞き慣れない方もいるかもしれませんね。これは単に美味しいものを追求する「美食」だけでなく、食にまつわる歴史、文化、科学、社会との関係性まで含めて探求する「美食学」のことなんです。
このフォーラムでは、歴史と文化が深く積み重なる奈良と、世界のガストロノミーをリードするスペインが「食」を通じて出会います。海外の食文化が地域の風土や食材、生産者、受け継がれてきた文化と出会うことで、どのような新しい価値を生み出せるのか。奈良とスペイン、それぞれの歴史と現在を見つめながら、食と地域の未来について語り合います。
フォーラムの会場は、食と農を一体的に学ぶ「なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」と「AUBERGE de SENVIE」です。ガストロノミーランチ付きチケットはすでに満席ですが、講演や座談会、ワインセミナーなどに参加できる「フォーラムのみ」のチケットは、まだ申し込みを受け付けています。

生産者がフォーラムから得られるヒントと学び
このフォーラムは、生産者の皆さんにとって、日々の農業に取り組む中で抱える疑問や課題に対し、新たな視点や解決のヒントを与えてくれるはずです。
1. 地域食材の新たな可能性を発見!
「自分の作った野菜や果物が、どんな料理になるんだろう?」「もっといろんな人に食べてもらうには?」そんな思いを抱えている生産者さんも多いでしょう。このフォーラムでは、スペイン料理の視点から、奈良の食材がどのように新しい料理へと昇華されるのかを考える機会があります。
パネルディスカッションでは、異なる地域で活動する料理人たちが、地域の風土や食材、生産者、地域文化とスペイン料理をどう結びつけるかを議論します。また、マルシェでは、奈良の柿や大和の在来大豆を使った豆腐、日本酒など、地域の産物が紹介・販売されます。料理人や食の専門家との出会いを通じて、あなたの農産物が持つ秘めたる可能性が見えてくるかもしれません。
2. 料理人や食の専門家との出会いと交流
フォーラムには、スペイン料理研究家や著名なシェフ、食文化ジャーナリストなど、食の最前線で活躍するプロフェッショナルたちが集まります。彼らの話を聞くだけでなく、交流の場も設けられています。
基調講演:スペインでガストロノミーが発達した背景
スペイン料理文化アカデミー主宰の渡辺万里氏が、「スペインで、なぜガストロノミーが発達したのか?」をテーマに講演します。スペインの食文化が地域性や生産者、料理人たちの活動とどう結びつき発展したのかを知ることで、日本の地域農業の未来を考えるヒントが得られるでしょう。

パネルディスカッション:地域から発信する食文化の可能性
本フォーラムの中心となるパネルディスカッションでは、「日本におけるスペイン料理の昨日・今日・明日―地域から発信する食文化の可能性―」と題し、日本におけるスペイン料理の発展と、それが地域の風土や食材、生産者、地域文化とどう結びついていけるのかを深く掘り下げます。
司会は料理専門誌の元編集長である齋藤壽氏。

パネラーには、日本におけるスペイン料理の黎明期から普及に携わってきた大阪「エル・ポニエンテ」代表の小西由企夫氏。

奈良の風土と向き合い、土地の記憶を表現する料理を追求する「akordu(アコルドゥ)」オーナーシェフの川島宙氏。

そして、東北の食材とスペイン料理を結びつける仙台「BiXiGARRi(ビシガリ)」シェフの中村篤志氏が登壇します。

異なる地域で活躍する料理人や経営者、編集者の経験談は、きっと皆さんの活動のヒントになるはずです。
スペインワインセミナー
東京「ティンガナ」シェフソムリエの菊池貴行氏による「スペインワインはどこへ向かうのか?―新しい潮流とその造り手たち―」では、スペインワインの新しい流れと、地域の個性を見つめ直す造り手たちの活動が紹介されます。地域の特産品をブランド化し、発信していく上での示唆が得られるでしょう。

特別講演
「世界料理学会 in HAKODATE」代表の深谷宏治氏からは、「函館からスペインを発信する」と題し、地域から食文化を発信し、料理人、生産者、研究者、市民をつないできた活動について語られます。地方からいかに世界へ発信していくか、その実践例を知る良い機会です。

3. 地域固有の食文化の価値を再認識し、発信する力
フォーラムでは、奈良を代表する食文化の一つである「柿の葉寿司」に、各地のシェフがそれぞれの発想で向き合う特別企画も開催されます。文久元年創業の老舗「平宗」の協力のもと、シェフたちがスペイン料理や各地域の食材を生かしたオリジナル柿の葉寿司を提案するとのこと。受け継がれてきた郷土食と、外から訪れる料理人の経験や感性が出会うことで、どんな新しい可能性が生まれるのか。これは、皆さんの地域の特産品や郷土食を、新たな視点で捉え直すきっかけになるでしょう。

4. 食と農の教育現場「NAFIC」の見学
会場となる「なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)」では、教育施設の見学もできます。農作物を育て、生産の現場を学び、その食材を料理として表現する実践的な教育の現場を見ることで、未来の食と農を担う若者たちの取り組みを知り、将来的な連携の可能性も感じられるかもしれません。
参加方法と費用
残念ながら、ガストロノミーランチ付きチケットは満席ですが、フォーラムのみの参加チケットはまだ購入可能です。この機会にぜひ参加を検討してみてください。
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フォーラムのみ参加チケット
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参加費:2,000円(税込)
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開催時間:10:00~13:30
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フォーラムおよびNAFIC施設見学に参加できます。ガストロノミーランチは含まれません。
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申し込み方法
Peatixにて追加申込みを受け付けています。
開催概要
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名称:スペイン・ガストロノミーフォーラム in 奈良
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日時:2026年10月26日(月)10:00~16:00(予定)
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会場:なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)およびAUBERGE de SENVIE(オーベルジュ・ドゥ・サンヴィ)
- 〒633-0044 奈良県桜井市高家2217
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交通:JR・近鉄桜井駅と会場を結ぶ無料シャトルバスを運行予定
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主催:スペイン料理文化アカデミー、WIG(食の世界の女性たちの会)、軽井沢ガストロノミープロジェクト
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共催:なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC)
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後援:スペイン大使館、奈良県
地域の食文化から、農業の未来を切り拓こう!
このフォーラムは、生産者の皆さんが「食べる」だけでなく、「語り、考える」ことで、地域農業の未来を切り開くための一歩となるでしょう。異なる食文化が出会い、地域に根ざした新しい価値へと育っていく可能性を探る一日。料理人や食の専門家、そして参加者が立場を越えて集い、語り合うことで、奈良から次の食文化を生み出す小さなきっかけが生まれるかもしれません。




