地域農業

十勝の希少豚「ロイヤルマンガリッツァ」が日本最高峰の生ハムに!「生ハム蔵」プロジェクト始動とクラウドファンディング

希少な豚を「日本最高峰の生ハム」へ!十勝に「生ハム蔵」が誕生

北海道十勝地方で、農業系の総合商社として長年「農」と「食」に関わる事業を展開してきた株式会社丸勝が、新たな挑戦を始めます。それが、同社が10年かけて育ててきた希少な豚「十勝ロイヤルマンガリッツァ」を使った「日本最高峰の生ハム」づくりを目指す「生ハム蔵」プロジェクトです。

泥だらけの水たまりに立つ、毛むくじゃらの豚の姿。背景には農場の建物が見え、のどかな農村の風景が広がっています。

このプロジェクトは、一般的な豚よりも長い420日以上もの時間をかけて丁寧に育てられる十勝ロイヤルマンガリッツァに、さらに長期熟成という価値を加え、十勝から日本、そして世界へと発信する生ハムをつくり出すことを目的としています。

なぜ「生ハム蔵」なのか?希少な素材をさらに高める挑戦

丸勝は、ハンガリー原産の希少なマンガリッツァ豚を十勝の地で繁殖から肥育、加工、販売まで一貫して手掛けてきました。その中で、「この希少な豚の価値を、さらに高めることはできないだろうか」という問いから生まれたのが、生ハムという選択でした。

畑のような屋外で、毛深い豚たちと一緒に大人数のグループが集合写真を撮っています。作業着を着た人々が笑顔でポーズをとっており、農場でのチームワークや仕事の様子が伝わる一枚です。

生ハムは、塩漬けから熟成まで、何カ月、何年という長い時間をかけて価値を増していく食品です。特に豊かな脂が特徴のマンガリッツァ豚を長期熟成させるには、酸化対策など多くの課題がありますが、丸勝は「十勝ロイヤルマンガリッツァだからこそ成立する生ハムとは何か」を追求し、この豚ならではの、さらに希少な一品を目指しています。

清潔な作業着を着用した2人の作業員が、食品加工施設内で生の肉の品質を慎重に確認している様子。衛生管理が徹底された環境で、製品の検査を行っている場面です。

十勝の風土を活かした「育てる」場所

丸勝が十勝につくろうとしているのは、単なる食品工場ではありません。十勝の寒暖差や空気、季節の変化といった風土を生かし、生ハムそのものを「育てる」場所として「生ハム蔵」と名付けられました。蔵の中では、4週間、7カ月、10カ月、20カ月と異なる熟成期間の生ハムがつくられ、十勝ロイヤルマンガリッツァにとって最適な熟成方法が探求されます。

目指すのは「十勝で一番」ではなく、「日本最高峰の生ハム」です。2026年中に蔵の整備と研究を進め、2028年の本格的な製品展開を目標としています。長期熟成の原木生ハムを中心に、パレタ(ウデ肉の非加熱加工品)やスペックハム(脱骨したモモ肉をスモーク・乾燥熟成したもの)など、多様な商品展開も予定されています。

ダークウッドの背景に白いパッケージに入ったスライスされた生ハムが写っています。パッケージには楕円形の窓があり、肉が見えるようになっています。周りには複数の流木が配置され、素朴で自然な雰囲気を醸し出しています。

生ハムから始まる、十勝の新しい食文化と地域活性化

「生ハム蔵」は、生ハムを製造・販売するだけでなく、十勝ロイヤルマンガリッツァを中心に、生産者、料理人、消費者がつながる新しい食文化の拠点となることを目指しています。料理人との共同開発、熟成過程を体験できる場づくり、コミュニティ形成、国内外への情報発信など、様々な展開が構想されています。

一本の生ハムを起点に、人が集い、料理が生まれ、十勝の価値が広く伝わっていく。このプロジェクトは、十勝の農業と食文化を次のステージへと進める挑戦であり、地域の活性化にも大きく貢献することが期待されます。

雪を頂いた山々が広がる冬の雄大な自然風景です。手前には雪と裸木に覆われた丘が連なり、澄んだ青空と白い雲が冬の静けさを際立たせています。

10年かけて育んだものを、次の100年へ

丸勝は10年間、十勝ロイヤルマンガリッツァと向き合い、その価値を追求してきました。今回の「生ハム蔵」プロジェクトは、たとえ非効率であっても、時間をかけなければ生まれない価値があると知っているからこその挑戦です。十勝で育てた豚を十勝で熟成させ、その価値を全国、そして世界へと届け、次の100年を見据えた取り組みです。

プロジェクトを応援しよう!クラウドファンディングがスタート

この大きな挑戦は、丸勝だけのプロジェクトではありません。生ハム蔵の完成には、施設整備だけでなく、長い熟成期間と数多くの試行錯誤が必要です。そのため、この挑戦に共感し、一緒に歩んでくれる仲間を募るべく、2026年9月15日よりクラウドファンディングが開始されます。

クラウドファンディングは、単なる資金調達ではなく、「十勝から、日本最高峰の生ハムをつくる」という挑戦に、最初の仲間として参加するためのものです。生ハム蔵の未来を共につくる人々に向けて、様々なリターンが用意されています。

畑でマンガリッツァ豚と共に笑顔で集合写真を撮る農業関係者たちの様子。自然豊かな環境で、豚と人々が共存している牧場の風景が伺えます。

木製の板に盛り付けられた、薄切りの加工肉と塊の加工肉のクローズアップです。赤身と脂身の美しいコントラストが食欲をそそり、高級感のあるおつまみや前菜にぴったりな一品です。

熟成肉が並ぶ倉庫のような場所で、ひげを蓄えたアジア人男性がカメラを見つめているポートレート。職人のような雰囲気が漂う一枚です。

木製の梁と白い壁が特徴的な見学室の改修イメージパース。数人が展示品を鑑賞しており、中央には大きな木製テーブルが置かれています。壁には絵画や食肉加工品の展示が見られます。

クラウドファンディング概要

  • プロジェクト名: 十勝に、生ハム蔵を。日本最高峰の生ハムを目指す挑戦。

  • 公開日: 2026年9月15日(火)

  • 実施プラットフォーム: CAMPFIRE

  • 目的: 生ハム蔵の整備、生ハムの製造・熟成環境の構築、研究・開発等

  • クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/968752/preview?token=6y15r2u7

    • ※詳細は、9月15日の公開後、ページにて確認できます。

株式会社丸勝について

株式会社丸勝は1953年創業。北海道・十勝を拠点に、豆類を中心とした穀物などの農産物を扱う農業系の総合商社として、飼料・肥料、食品製造、観光など、十勝の農と食に関わる幅広い事業を展開しています。

「北海道産・十勝産農産物の供給を通して、日本の食文化向上と地域活性化の一翼を担う。」という企業理念のもと、十勝の農産物が持つ価値を高め、地域から新たな食文化を生み出すことに取り組んでいます。