流通・直売

青果・食品流通の未来を拓く!DXONEの「AI経営参謀」が卸売業者の業務を激変。生産者にもたらす恩恵とは?

注文書が自動でデータに!手入力の負担から解放される時代へ

青果卸・食品卸の現場では、取引先ごとに注文書の形式が異なり、PDF、画像、Excelなど様々な形式が混在しています。さらに、同じ商品でも取引先によって表記が違うことも珍しくありませんでした。これまでは、事務担当者が一つずつ内容を確認し、自社の商品マスタ(企業が扱う商品の基本情報をまとめたデータベース)と照合しながらシステムへ手入力するという、時間のかかる作業が日常的に行われていました。

「AI経営参謀」の登場により、この状況が大きく変わります。AIにPDFや画像、Excelなどの注文データを読み込ませるだけで、AIが注文内容を解析し、商品名、数量、単価、納品条件などを整理してくれます。さらに、読み取った文字列をそのまま登録するのではなく、自社の商品マスタと照合し、自社で利用している商品データに自動で変換・登録してくれるのです。

PDFを入れるだけ。AIが「意味」を理解し、自社の正しいマスタへ自動変換する。

これにより、これまで事務担当者が担っていた「データとデータの間を人がつなぐ仕事」がAIに任せられるようになり、データ入力の負担が大幅に軽減されます。生産者の皆さんにとっては、卸売業者への出荷情報伝達がよりスムーズになり、取引の効率化が期待できるでしょう。

AIが「なぜ粗利が落ちているのか?」を教えてくれる

卸売業者の経営者にとって、日々の売上や利益の状況をリアルタイムで把握し、適切な経営判断を下すことは非常に重要です。しかし、日々変動する市場の中で、月次レポートを待っていては、変化に対応しきれないことも少なくありませんでした。

日々変動する青果・食品流通の市況において、月次レポートでは変化に対応できない問題点を指摘しています。

「AI経営参謀」は、Smart OrderやSmart Stock(DXONEが提供する受発注・在庫管理システム)に蓄積された自社のデータを読み解き、「なぜ今月は粗利(売上高から売上原価を差し引いた利益)が落ちているのか」「利益率が悪化している商品は何か」「返品・廃棄ロスはどこで発生しているのか」といった経営上の問いに対して、自然な言葉で対話しながら分析結果を提示してくれます。

AIが社内のデータ分析官として機能し、Smart Order/Smart Stockのデータから売上や粗利に関する質問に自然言語で回答します。

まるで社内に“最強の経営参謀”が常駐しているかのように、経営者はAIとの対話を通じて、これまでExcelを集めたり担当者に確認したりして整理していた情報を、瞬時に得られるようになります。これにより、より迅速で的確な経営判断が可能になります。

卸売業者が市場の動向や利益構造を正確に把握できるようになれば、生産者の皆さんにとっても、より安定した取引や、適正な価格での販売機会が増えることが期待されます。また、流通全体でのロス削減にも貢献し、持続可能な農業・食品流通の実現に一役買うことになるでしょう。

「入力ゼロ」のその先へ。人が人にしかできない仕事に集中する未来

DXONEが目指す「入力ゼロ」は、単に人を減らすことではありません。卸売業者の会社には、日々膨大な情報が生まれていますが、人が大量の入力作業に追われている状態では、そのデータを「経営」に使うところまでなかなか到達できません。

だからこそ、まず入力をAIに任せ、人はその時間を、営業活動、取引先との対話、粗利改善、新しい商品の開拓、そして会社の次の成長を考えるために使うことを目指しています。

AIができる仕事はAIに任せ、人にしかできない仕事へ集中する――。データ入力ではなく顧客との関係づくりへ、転記作業ではなく売場提案へ、集計作業ではなく粗利改善へ、情報探しではなく意思決定へ。生成AIを業務の中に組み込むことで、人の時間そのものを再配分し、最小人数で最大売上を生み出す青果卸・食品卸への転換を支援します。これは、生産者との連携強化や新たな販路開拓にも繋がり、農業関連事業者全体の発展に寄与する可能性を秘めています。

今後の展望と、生産者の皆さんへ

今回の「AI経営参謀」正式リリースは、DXONEが進める生成AI活用の一つの到達点であり、同時に次の段階へのスタートでもあります。今後は、PDF・画像・Excel・CSVなどのデータ取り込み精度や自動マスタ変換の機能をさらに強化し、経営者との対話を通じて意思決定を支援する機能を拡充していく予定です。

仕入れから販売までの商流全体をSmart-AIがデータでつなぎ、企業間のデータ形式の摩擦や手作業での転記をなくし、効率的なデータフローを構築する様子を示しています。

将来的には、自社の中に蓄積されたデータだけでなく、青果卸・食品卸の事業成長につながる新しい取引機会やデータ活用へと、Smart-AIの可能性を広げていく計画です。DXONEは、「入力するためのシステム」から、「会社を理解し、経営者と一緒に考えるシステム」へと、生成AIによって青果卸・食品卸の業務システムそのものを作り変えていくことを目指しています。

この取り組みは、卸売業者がより効率的で戦略的な経営を行うことを可能にし、結果として生産者の皆さんの農産物がよりスムーズに、そして適正な価値で消費者に届くことにも繋がるでしょう。流通のDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を使ってビジネスを変革すること)は、農業全体の持続可能な発展に不可欠な要素です。

導入コストや対象作物、入手・申込方法について

「AI経営参謀」は青果卸・食品卸向けのサービスであり、具体的な導入コストや対象作物、支援制度の条件、入手・申込方法については、DXONE株式会社へ直接お問い合わせください。生産者や就農者の皆様も、このシステムが流通に与える影響や、今後の連携の可能性について関心があれば、ぜひ情報を収集してみてはいかがでしょうか。

【本件に関するお問い合わせ】
DXONE株式会社
Web:https://dxone.co.jp

AI経営参謀、Smart-AI、AIデータインポート、青果卸・食品卸における生成AI活用についての取材・デモのご相談も受け付けています。